昨日は、陸上自衛隊朝霞駐屯地にて、「平成22年度自衛隊記念日観閲式」が行われました。この観閲式は、警察予備隊時代から毎年続いている伝統ある行事もので、平成8年以降に陸海空自衛隊で持ち回りとなってからは、3年に一度めぐってきます。
観閲行進部隊の先頭は、防衛大学校学生隊が務めることになっています。一番最初に観閲場に入ってきて整列しなければならないので、結構つらい…。私も、防衛大学校学生の時に参加したのを思い出しながら、参列していました。確か、当日は雨で、とても寒かったような記憶があります。
さて、その観閲式における総理の訓示です。
訓示とは辞書によると、「上位の者が下位の者に執務上の注意などを教え示すこと。」
ましてや、「改めて勉強してみたら、自分が最高指揮官であった」などとブラックジョークかと思われるような発言をした菅総理。ここは、総理としての威厳と、リーダーシップを取り戻す絶好の機会でした。
ところが、菅総理は冒頭から、「皆さん、楽にしてください」と…
これは良くありませんでしたね。本来であれば、部隊指揮官に対して「休ませ
」と命令するべきでした、だって最高指揮官なのですから…。(防衛官僚の中で、誰かアドバイスするものはいなかったのでしょうか?)
また、訓示の中で、隊員への要望として、
1.自分の知識と技量を磨け
2.自衛隊員であることを常に意識せよ
3.真の勇気を持て
と訓示をされましたが、会場のスタンドを埋めた一般客のあちこちから失笑が沸き、「自戒を込めたのか?」などという声まで出る始末で、見ている方も、なんだか惨めな気持ちになりました。
一方、今朝の新聞(産経)に目をやれば、前総理の鳩山代議士が、政治を混乱させた責任を取り、「次期衆議院選挙には出馬しない」と、事実上の今期限りの引退宣言をしていたにもかかわらず、「議員を続ける方向に気持ちが傾いてきている」(24夕:ベトナム・ハイチでの記者団との懇談の席)ですって??
日本国の宰相に重みがなく(言葉も含めて)、やたらと軽薄になってきています。
こんな混迷した時代だからこそ、我々国会議員は、「経世家」として威厳ある言動を取らねばなりません。
私も、自戒を込めて我が身を省みる機会といたします。
観閲行進部隊の先頭は、防衛大学校学生隊が務めることになっています。一番最初に観閲場に入ってきて整列しなければならないので、結構つらい…。私も、防衛大学校学生の時に参加したのを思い出しながら、参列していました。確か、当日は雨で、とても寒かったような記憶があります。
さて、その観閲式における総理の訓示です。
訓示とは辞書によると、「上位の者が下位の者に執務上の注意などを教え示すこと。」
ましてや、「改めて勉強してみたら、自分が最高指揮官であった」などとブラックジョークかと思われるような発言をした菅総理。ここは、総理としての威厳と、リーダーシップを取り戻す絶好の機会でした。
ところが、菅総理は冒頭から、「皆さん、楽にしてください」と…

これは良くありませんでしたね。本来であれば、部隊指揮官に対して「休ませ

また、訓示の中で、隊員への要望として、
1.自分の知識と技量を磨け
2.自衛隊員であることを常に意識せよ
3.真の勇気を持て
と訓示をされましたが、会場のスタンドを埋めた一般客のあちこちから失笑が沸き、「自戒を込めたのか?」などという声まで出る始末で、見ている方も、なんだか惨めな気持ちになりました。
一方、今朝の新聞(産経)に目をやれば、前総理の鳩山代議士が、政治を混乱させた責任を取り、「次期衆議院選挙には出馬しない」と、事実上の今期限りの引退宣言をしていたにもかかわらず、「議員を続ける方向に気持ちが傾いてきている」(24夕:ベトナム・ハイチでの記者団との懇談の席)ですって??

日本国の宰相に重みがなく(言葉も含めて)、やたらと軽薄になってきています。
こんな混迷した時代だからこそ、我々国会議員は、「経世家」として威厳ある言動を取らねばなりません。
私も、自戒を込めて我が身を省みる機会といたします。