本日は朝から閉会中審査の「衆議院予算員会」を傍聴しに行きました。私は参議院なので、衆議院予算員会に傍聴に行くのは初めてです。(別に行っても構わないようです。)

TVでも放映されていたので、ご覧になった方も多かったと思いますが、小野寺外交部会長の質問が素晴らしかったですねクラッカーグッド!テンポよく、肝心の部分を追求し、今回の尖閣問題における政府の対応の何処がまずかったのかを明確にしてくれました。(大いに勉強になりました。目

まだ見ていない方は、必見ですよ小野寺五典代議士の質問だけでも、是非見てください。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

それに比べて、
政府の答弁のいい加減さ…何ですかあれは?パンチ!

菅総理はほとんど答弁にならないばかりか「衝突時を記録した海保のビデオは見ていない」と明言…迷言むっはてなマーク

これだけ、国民の怒りが噴出している国家的大問題なのに、国のリーダーが当該事件の様相を記録したビデオに全く関心を示さないなんて…皆さん、こんな総理に私たちの未来を預けられますか叫び

方や、仙谷官房長官は、明らかに時間稼ぎと思われるようなダラダラとした答弁で、完全に逃げの姿勢。しかも、質問してもいないのに発言を求めたり、質問者が
「総理にお聞きします」
と言っているにもかかわらず、代わって答弁をしたり…いつから総理になったんですかはてなマーク仙谷さんプンプンDASH!

まぁ、前置きはこれくらいにして、

さて、戦後史上最大の対中外交の失策を演じた菅政権ですが、批判ばかりしていても仕方がありません。勿論、菅政権の責任問題はきっちりと追求して行きますが、事は外交問題なので、

これからどうすれば、対中外交において国益を護っていけるのか
ってことを、党派を超えて考える必要があります。
「尖閣諸島に自衛隊を持って行けビックリマーク」などという先鋭的な発言をする方々もいますが、自衛隊を配置してどうするというのです?それで本質的な解決になりますか?

自衛隊は法的根拠がなければ、行動できません。
海上自衛隊が平時において警察権を行使するには「海上警備行動」を発令すべきですし、平時においての武器の使用については、正当防衛と緊急避難以外については、まともな法律すら定まっていないのが現状です。

そこで、

災い転じて福となせ!!

まずは、今回の事例を教訓に「領域警備に関する一般法」を整備すること。そして、それで満足せず、実際に武力衝突が起きたら何ができるかということを、国民も巻き込んだ議論を盛り上げ、

「憲法を改正して、自衛隊の国軍化すべきだメラメラ

という国民運動を展開しましょう!!

自衛隊を一個部隊配置するよりも、憲法を改正し自衛隊を国軍化するほうが、予算はかからないし、よっぽど抑止力となり中国の暴走にブレーキを掛けられるし、我が国の安全保障環境を極めて健全にすることができる!

一挙で三得じゃないですか!!