こんばんは、今日は鹿児島に帰ってきています。

故郷に戻ってくると、やはりホッとします。本日は、選挙でお世話になった選挙事務所長のお宅にご挨拶に行きました。今後の後援会組織の在り方についての意見交換も兼ねてです。
使いなれた鹿児島弁の訛りに話が弾み、ついつい長居をしました。大学の先輩というだけでなく、息子さんと同じ年ということで、国会議員になった今も「おータカシ音譜お帰りニコニコ」と変わらぬ態度で迎えてくれる、そんな大切な支援者です。

さて、夕方は実家の父と、近所の銭湯に行きました。鹿児島で銭湯というと、多くは汲み上げの温泉です温泉

私達兄弟は、子供の頃から、父に良く温泉に連れていってもらいました。そこで、必ず行うのが背中の流し合いです。
まずは長男である兄が父の背中を流し、今度は私が兄を流します。そうやって順番に流し合いをするのです。
男同士の親子が恥ずかしがらずにできるスキンシップ。
時折ご一緒する父の銭湯仲間に、「最近では見かけなくなった光景ですよ。お父さんが羨ましい・・・」
等と言われることもあります。

久し振りに流す父の背中は心無しか小さくなっている気がしました。少し寂しいけれど、ゆっくりと確実に老いていく両親を、大切にしたいと思う自分がいます。

そんな中、こんなニュースが目につきました。

所在不明の高齢者が相次いでいる問題を受けて実施された法務省の全国調査で、戸籍上は「生存」しているにもかかわらず、現住所が分からない100歳以上が、23万4354人に上ることが10日、分かった。(9/10:産経ニュース抜粋)

この問題に関連して、不正年金受給ばかりが取りざたされていますが、この問題の本質は、お金を不正に受け取っていたことではないでしょう?
愛する両親が亡くなったにもかかわらず、荼毘に付すこともなく死を受け入れられる無神経さ叫びそれが問題なのです!!

私は、今回のニュースを尊属殺人よりも重く受け止めています。

日本人の倫理観、死生観の廃頽がいかに末期的であるかを如実に表しているんじゃないでしょうか。


政争や権力闘争はもういい・・・

菅さん、小沢さん、日本人の心を取り戻すための政治をやりませんか!!