2/28~3/2までの三日間、山口県で活動して参りました。羽田空港から山口宇部空港に降り立ち、宇部~防府~岩国~山口~小月~下関と忙しなく駆け回り、各所で集まって下さった皆様に想いを伝えて参りました。
山口県と言えば、歴代総理大臣を輩出している土地柄です。ある先輩曰く、「長州人は議論が好きで、政治が好き。だから、自分で納得した候補者でないと応援できないんだ。」と言われたのが胸に響きました。始めは「こんな若造が?」という表情をした先輩方も、誠実にそして熱意を持って想いを伝えることで、最後は「頑張れよ!応援するから!」と言って下さいました。本当に有難いことです。

政治は志や理念だけでは「絵空事」に過ぎませんが、同時に理念やヴィジョンのない政策集団では逆に国家を迷走させるだけです。だからこそ、自民党が「保守再生」を掲げるのであれば、差別化を図るための政策を掲げるのではなく、「保守の政治理念に基づいた日本の国家ヴィジョン」を高々と掲げるべきであると、私は思います。

また、山口県と言えば、私も敬愛する「吉田松陰先生」の生まれ故郷でもあります。(今回は萩まで足を伸ばせずに残念でした。)今、テレビドラマで「龍馬伝」をやっていますが、幕末の明治維新を成し遂げたのは、日本中の若者達が龍馬のように奔走したエネルギーが革命を成し遂げたのだと思います。そして、「草莽崛起ビックリマーク(在野の志士たちよ、今こそ日本の誇りと尊厳を賭けて立ち上がれ!)」という「日本精神の再興」の理念を掲げたのが吉田松陰先生でした。

身はたとい 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留めおかまし大和魂(松陰先生、辞世の句)

命懸けで事を成し遂げようとする真剣かつ純粋な想いこそ、新たな時代の扉を開くのだと信じています。
山口の皆様、お世話になりました。