鹿児島県防大同窓会の平田会長のご紹介で、鹿児島県父兄会、伊藤会長にご挨拶するため、鹿屋まで行って参りました。正月にも関わらず、伊藤会長は快く対応して下さり、帰りはわざわざ玄関の外まで見送ってくださいました。

現在は、海上自衛隊の航空隊「鹿屋基地」のある町ですが、ここから特攻により908名が戦死した土地でもあります。深い感慨と共に垂水フェリーにて、鹿屋を後にしました。

帰りのフェリーの中、「いったい御英霊はどのような気持ちでこの鹿屋を飛び立ったのだろう」と桜島を眺めながら、想いにふけりました。あの時代に生きた先人達は、このような日本を後世に残すために命を懸けたのでしょうか・・・今の日本の世を見て、一体何といわれるでしょう。

本日も桜島は噴煙を挙げていました。

「こげな国にしっせ、どげん申し開きをすっつもいか!け死んかぎぃ、気張らんといかんど!」

その姿は、静かな怒りを湛え、そう私に諭しているように見えました。
$ことら大尉のハート録!