$ことら大尉のハート録!

家族の絆が薄れて久しい世の中ですが、宇都家においては映画「サマーウォーズ」のように、親族の絆を未だに保っています。
その絆を保てている要因の一つが、年中行事でもある「年末餅つき&そば打ち」です。
もう20年以上続く、宇都家の年越しの恒例行事で、親族一同が集まって、田舎で餅つきをするのです。
薪をかまどで燃やして、セイロで米を蒸すところから始めるので、火を起こすところから始めなければなりません。そのために、朝の8時前から郡山の田舎に集まって、準備をするところから始まります。
石臼と杵でつくモチは、機械でつくモチと違ってこしがあり、味も格別です。

私も色々と忙しい時期ではあるのですが、この「歴史と伝統」の親族行事の前では無力であり、父の「明日は8時集合だぞ」の一言で、「ハイ!」というしかありませんでした。

しかも、全員一人一人に役割分担が決まっているので、簡単に休むわけにもいきません。
子供達のうち、男の子はかまどの火の管理。女の子はお餅を丸める仕事。
若い男性は、餅つき担当。
若い女性は、食事の準備やこまごまとしたお手伝い。
母は、全般指導で、父は、正月の飾り付けの準備。
そして、私の担当は年越し蕎麦を打つことなのです。

結構、大変な一日なのですが、親族一同が介して和気あいあい同じ時間を過ごすことが一番の目的なのかもしれません。父の田舎である郡山という場所は、昭和30年代を切り取ったようなド田舎にひひ
でもその中で、一年の終わりに親族の絆を確認し合うことが、一番重要なのでしょう。

こんな家族だからこそ、私も政治信条として「共同体を再生しよう」というポリシーを掲げています。
久々の親族との交流に、親族の結束力を感じました。
おじさん、おばさん、よろしく頼みます$ことら大尉のハート録!