フォーラムが終わったのも束の間、全国の「うとたかし」支援者を訪ねて長崎にやって参りました。
写真に一緒に写っているのは、今回お会いした「伊藤富夫先生」です。
先生は私の防衛論文を見て、「いまどき殊勝な若者だ!応援してやろう」ということで紹介いただきました。伊藤先生は、こう見えて世界指折りの腕を持った口腔外科医!事故で顎が粉砕された方や長崎の原爆症で歯がボロボロになった患者さんに、魔術師のような指先で美しく機能的な歯を与える、まさに天才医師です。先生の「僕は自分の仕事を芸術と考えています」との言葉どおり、先生は芸術家でもあり、陶芸、油絵、古美術に関して一流の腕と目利きであり、その腕前はプロも唸らせるほど…。
写真も、「ササビーで落札した」とおっしゃる「アポロン像」の前で撮りました。

昭和10年生まれで軍国少年だった先生は、現代の情けない国防の様を嘆いており、様々な問題点に対して私の話を聞いて下さいました。
「宇都君のような若者が、もう一度この日本の誇りを取り戻してくれるのなら、こんなに嬉しいことはない。思いきってやりなさい。もう一人息子ができた気がして、老後の楽しみがまた増えた!」とおっしゃって下さいました。

矍鑠として日本の国を憂う姿には、品格と気概がにじみ出ており、まさに平成に生き残った侍を見た気がしました。(先生は伊藤家の末裔です)

クリスマスに素晴らしい「出会い」をいただきました。心から感謝です。


$ことら大尉のハート録!