ノエルのガラス球
ガラスの球体の中に雪が降る。
スノードーム、スノーグローブ。クリスマスの風景がその代表だが、世の中には世界中のあらゆる景色が水を満たした透明なガラスの容器の中に再現されている。マンハッタンに降る雪、モンブランに降る雪、パリの凱旋門やローマのコロッセウムに舞う雪から、果てはハワイのワイキキビーチに降る雪まである。
ハワイ? これはどういう光景なのだろう、大規模な気象変動だろうか、町ごと大観光地と化したハワイの新アトラクションだろうか、それとも北国からやってきた恋人に雪がみたいとせがまれた大富豪のクリスマスプレゼント人工降雪作戦だろうか・・・。
小さなガラスの地球は様々に想像力を刺激してくれる。
さて、写真のガラスの地球ににたたずむ雪だるまの一家にはどんな物語があるのだろう。
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スノードームの大方はたわいもない安物の玩具だが、小さなドームの中に想像が起き、懐かしさにも似た感情がさざ波のように心の内に広がるのを感じることもある。こんな感情を忘れずにいれる間は幸いだ。
現実のクリスマスとは騒々しいだけの時期かもしれないが、宗教とは関係なくこの祝際の時期、家族と一緒の時間を過ごす人たちに、ひとりぼっちで大切な心と向き合う人たちそれぞれに、どうか穏やかな時が巡り来ますように。
