落ち葉散る季節の後に | 酒とホラの日々。

落ち葉散る季節の後に

酒とホラの日々。-石段

各地では雪のニュースが伝えられる一方で、最高気温が10度に達しても真冬並の寒さなどという東京には凛とした寒い冬はない。こう言うと、東京は十分に寒いという反論もあるのだが、それは寒さ対策も服装もいい加減で口先で寒いと言って済ませられる程度だからということでもある。各地の雪のニュースをよそ目に東京の12月の今頃はまだ落ち葉の季節となる。


足にまとわりつく落ち葉を踏んで石段を登っていると、箒を持って掃除をする人に出会った。大変ですね、と声をかけるといいえちっともと言うようににっこりと笑みが返ってきた。どうやら落ち葉をやっかいものと見るのか、季節の風情と見るのかで人の豊かさも変わってくるらしい。この点には異論の余地はない。