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君は大きな木を見るのが好きだ。木には特に冬に会いにいくのががいい。木は春から秋は芽を吹き茂らせた葉で風と話し鳥や虫の相手をして忙しいのだが、冬はどっしりと構えて動かずもっぱら大きく広げた枝で空と向き合っているだけだ。だからいつ大きな木に会いに行っても君だけの相手をしてくれる冬が一番好きなのだ。
葉のない枝のつくる影と静かな幹がたくさんの話を君に聞かせてくれる。