安全でも健康的でもおいしくもありません?
ミネラルウォーターを好む人間は珍しくもないが、テレビで見ていたマダムは、ミネラルウォーターの信奉者で、自ら毎日大量に浴びるほど飲むのはもちろん、煮炊きから、洗顔、果てはペットの仔犬を洗う時の仕上げのすすぎまでもおフランス製のボトルドウォーターを使っていた。マダム曰く「健康さが違う」と。
ここまでいくと信者というかもう狂信者の域である。
テレビはスポンサーに不利なことはいわないから、ボトルドウォーターの正確な知識が入ってこないのもあるのだろうが、安全性という点で言うのならば、
それこそ水道水は湯水のごとくつかっても大丈夫なことを前提にするのに対し、
ミネラルウォーターはあくまでも酒だのコーヒーだのと同じ「嗜好品」の扱いで
そこそこの量をたしなむことを前提に安全基準も作られている。
だからミネラルウォーターの常識を超えた飲量使用量は自己責任が原則だ。
だから実際のところはボトルに入ったミネラルウォーターの安全基準は
水道水のそれより数倍ゆるく設定されているのが事実だから、確率論的に水道水とミネラルウォーターのどちらを飲み続けるリスクが高いかということは単純な話だ。
水に限らずこの程度の単純な話を知りもせず理解もできず、ただなんとなく雰囲気だけで流される人間が多いから、世の中に詐欺まがいの商売のネタはなくならないのだろう。
なお、マダムの仔犬はある日ミネラルウォーターの入浴後に、
手早く乾燥させてあげようとしたマダムの計らいで、電子レンジに入れられた結果、二度と帰らぬホットドッグとなってしまったということである。
水のこともレンジのことも、どれも近年問題とされる理科離れの影響なのだろうか、
あるいは単純に人類(日本人?)はすでに文明と発展のピークを越えて
知的退化の局面に入ってきているのだろうかな。
あるいは単純に人類(日本人?)はすでに文明と発展のピークを越えて
知的退化の局面に入ってきているのだろうかな。