蚊除けの夏、日本の夏 | 酒とホラの日々。

蚊除けの夏、日本の夏


気温が上がるとともに不意に蚊の襲撃に遭うことも増えてきた。
たかが蚊ではあるが、温暖化とともにこれまでは熱帯特有と思われていた
マラリアやデング熱などの伝染病を媒介する蚊の出現するリスクが
上がってきたとも言われているから、油断はならない。
  
なんでも、江戸時代には『蚊除け男』という職業があって、
夜釣りや夜間の外出をする旦那のそばに寄り添い
自らに蚊を引き寄せては旦那を虫刺されの煩いから守るというものだったそうだ。
  
自分に蚊を積極的に寄せ集めるところに蚊除け男の価値はあるわけだから、
蚊を追い払ったり叩いたりするのはご法度で、さらに「業界規定」でもって
蚊除け男はふんどしとほおかむりの手拭い以外着用不可とされていた。
どんな仕事でも相応の厳しさというものがあるのだ。
  
それはともかく先日最近話題のB型本のたわいもない話で宴会が盛り上がり、
うちのオフィスもなぜかB型が多いために血液型と職業適性の話になった。
さらに、B型はもっとも蚊に刺されやすいとあったから、
江戸の優秀な蚊除け男もB型だったのだろうか。
この本が江戸時代にあったら、B型人間にお勧めの職業は

蚊除け男ということになったのかもしれない。
  
なお、B型を含めたうちの家族の中で圧倒的に蚊に刺されまくるのは
A型の私である。かの本によればA型は最も蚊が寄らないはずなのに、

毎夏A型天然蚊除け男と化す私の周りで、 家族はいつも涼しい顔をしている。