悩める秋
実は今週、ついに予約をしてしまった。
いつものレストランの予約ではない。親知らずの抜歯の予約である。
奥歯の歯ぐきが腫れたので、行きつけの歯科に行ったところ
親知らず周辺の歯ぐきは炎症を起こしやすいので、抜くしかないという。
「これは炎症が治まったら、早いうちに抜いたほうがいいでしょうね。
今のうちに抜かないと、年取るほどに大変になりますからね」
「抜く? え、抜くしかないんですか?」
「将来的なことを考えたら抜くのが一番いいと思います」
「うう、私は80歳になっても32本の歯全部を残すのが夢だったのですが」
「歯ブラシも満足にケアできない親知らずなんか、虫歯と炎症の原因に
なるだけですよ。これじゃ入れ歯も引っ掛けられないし」
「実は祖母が亡くなる間際に、親知らずはめったなことで抜いてはならんと・・」
「ははは、おばあさんはまだご健在でしょう。抜いたほうがいいですよ」
「ええと、あの、親知らずって抜くのも抜いた後も結構大変なんですよねえ?」
「下の歯の場合根も張っているので確かに体に負担も大きいのですが、
個人差が大きいので一概には言えませんね」
「それでは親知らず抜歯のデータと体験談を収集して、私の場合を予想して
親族会議を開いて、しかるべき方針を検討してから・・・」
「今ならうちでも何とかできますが、こうして炎症を繰り返しているうちに
歯が傷んで、口腔外科で大きく切開して骨を削って取り出すことになりますよ」
「・・・・・。」
こうして歯科医の提案をいさぎよく受け入れた私は小学生の時以来の
抜歯をすることになった。
やっぱりやめておこうか、あるいは先延ばしにしようか・・・・・llllll(-_-;)llllll
これからは毎日きちんと歯を磨きます!、ってのでは、、やっぱりだめだろうなあ...。
執行予定日はまだ半月後だが。