武芸百般の九十九番目と百番目 | 酒とホラの日々。

武芸百般の九十九番目と百番目

飲み屋で、A君が久々に人をぶった


A君は体育会系のオタク系、ぶたれたY氏は超合金石頭系である
A君は口先だけの正論調が大嫌いで、Y氏は冗談を言うような人間でない。
もともとそりが合わなかったろころに
ささいなことから口論になったたのである。

 

ことのおこりは、拙者とA君が
「早飯と早糞は武芸百般の何番目にあたるか」
いう話をしていたところに
Y氏が脇から「早飯も早糞も武家の心得であって武芸ではない」などと
わかりきったつまらないことをグタグタ言い始めたことが原因である。


たいした小競り合いではなかったが、少々店が騒然としたため
やってきた店員が支配人を呼んで事情を聞くという。

めんどくさいのはごめんである。


拙者がA君にアイコンタクトを送ると、
A君は「トイレにいってくる」、と席を立った。

もちろん、A君は

神速の早糞でもって厠を駆け抜け夜の闇に消えたのだった。