お茶をどうぞ
茶は日本の心、とか言うけれど「茶」という漢字には訓読みがない。
このことからたぶん、もともと日本には茶はなくて、
中国から実物と言葉が一緒に渡来してきたのだろう、と想像できる。
お気に入りの中国茶の袋を見たら、「ラオス製」とあって
少々意外な気がしたのだが、
さて、和名のない茶はラオスではなんと言うのかな。
最近近くに中国茶を扱う店が増えた。
その膨大な取扱い種類に、驚くとともに結構見飽きない。
時々行く店は茶芸を教えてくれる本格的な店らしいが、
いつも薄暗い店の奥で女主人が船を漕いでいて
たしかにそこは世の中と別の時間が流れている。
中国と日本ばかりでなく、古今と洋の東西を問わず
茶を味わう、という行為の多様さの事例は枚挙にいとまがないが
茶はもっとも身近なスローライフの一片でもあるかな。
