『まだある。』 微妙な昭和あるある本
本日店頭で見かけて購入
『まだある。 いまでも買える”懐かしの昭和”カタログ~昭和編~』
初見健一 / 大空ポケット文庫
出版社の紹介文句によれば
60~70年代、いわゆる高度成長期に発売されたお菓子やインスタント食品、
調味料などの中から、実は現在も流通している商品をカタログエッセーと
して掲載。「オリエンタルカレー」「アラビヤン焼きそば」「チェリオ」
「チロリアン」など、思わず「え? これ、まだあるの?」と叫んでしまう
モノ100点セレクト。
・・・なんだそうだけれど、これみて「え?」と言うほどのものでもないなあ。
コンビニやスーパーその他の店先で普通に見かけるのが大半だから。
確かに昔から続いているロングセラー(あるいはリバイバル商品)ばかり
ではあるけれど、今も普通に見かけるのだから懐かしいとか趣味性を感じる
とか言うほどのものでもない。
これみて「え?これまだ売ってるの?」という人は、自分で買い物をしない人か、
あるいはよほど注意力の足らない人のいずれかではないのか。
きれいで可愛い本ではあるけれど、趣味心をそそるというほどのものでもなく
もちろん現在の主力商品でもないラインナップをそろえた、ビミョーな本ですな。
立ち読みでそんなことはわかってしまうのだけれどそんな本を迷わず買ってしまう
私にも問題はありますが。
実はこの手の本はなぜか気をそそるものがあって、この手の本はイロイロ所有している。
「昔の缶ジュース本」とか、「キャラメルやガムの包み紙本」なんてのが、上げればきりがない
のですな実は。別にマニア向けを求めているわけではないのだけれど(拙者もマニアでない)、
趣味性という点から言うと、どれもまだまだもの足りない本ばかりですね、これが。
そのビミョウなところがまたいいとも言えるのですけれど。
資料としても物足らない、この手の本の使い道って、私の経験からは
ちょっと昔なつかしの話題が出たときに、実はこんな本があってね、、、と
おもむろに書棚から探してきて見せると、
「うわー、何このヘンな本、なんでおまえこんなの持ってんの~?」
と変なぷち尊敬(?)を得るくらいなものですね。
その変な尊敬(?)のためだけに私はこの手の本を買うのかもしれませんが
どっちみち本なんて全て衝動買いの対象なんだから、問題なし。
でも『まだある』、やっぱり、730円は満足度に対してちょっとだけ高いな。
---適正価格620円。
