マクドナルドは電気あんまの夢を見るか
梅雨も明けて夏の日降り注ぐ昼下がり、私は外出の途中で休憩に立ち寄ったマクドの
店内で100円シェイク片手にうつらうつら舟を漕いでいた。
気がつくといつの間にか店内は、葬式へ出かける途中の大量の喪服集団に占拠されていて、
店のキャパシティの問題と黒服の威圧感のため、他の客は近づきがたい状況になっていた。
それにしてもマクドと喪服というのは妙に似合う取り合わせで、
写真を撮って「故人はマクドのメニューが大好きでした」なんてキャプションを入れたら
世界中の反マクド訴訟のPRに使えそうかも、という白昼夢をみてしまった。
粗雑なファーストフード産業による社会問題がどうこう言う以前に、
拙者はそもそもファーストフードはあまり好きでないので
幸いなことにマクドナルドの厄介になることは少ないのだが、
去年、毎日マクドナルドのメニューを食って
人体に如何なる影響がでるかをドキュメントした映画、
「スーパー・ファットサイズ・ミー」の続きみたいなブラックコメディー風の光景に
思わず感心して見入ってしまった。
ただ、そんなマクドでも100円マックの清涼飲料は唯一私の評価するところで、
夏の暑いさなかに自販機ジュースより安い値段で、冷房の効いた店内で
ゆっくり座って一服できるというのはありがたい。
(他には決して何も注文しないのだけれど)
ついでだから、マッサージチェアでも置いてくれれば完璧なんだが。
100円でマッサージして昼寝までさせてくれたら、そんなマクドも
ちょっとは見直すのだけれど。