超筋トレが最強のソリューションであるを笑いながら読みました!
まずは一言。元気が出た!!
この本は「筋トレをすれば何とかなる!」の一言で説明ができてしまう本です。
「いざとなれば力づくで葬れる。」などかなりぶっ飛んだ言葉もあれば、
なぜ筋トレをすれば自信がつくかなどを科学的なエビデンスを基に説明するページもあり、
ユーモアだけでなく、しっかりと科学的根拠も説明された内容になっています。
筋トレをすることが外見だけでなく、内面(メンタル)にも良い変化を与えることがわかる
とても良い内容になっています。
この章に書かれているいくつかの名言(迷言?)を抜粋してみます。
第1章
・死にてえって思ったら筋肉を殺そう。
筋トレは自殺未遂に近い。性格も「死にたい」から「殺すぞ」に変わる。
・他人の批判に耳を傾けてはいけない。
最初のチャプターでいきなり「殺すぞ」が出て思わず笑った。
いきなり過激ではあるが、筋トレにはメンタルヘルス向上の働きがあることがきちんと説明されており、
更に睡眠の質まで向上するとあります。まさに自分にピッタリの内容(苦笑)
また筋トレは自尊心を保つ、もしくは高める効果もあり更には「自分を好きになれる。」
「自己肯定感が高まる」と導き出されている。
何かしなければ。。。という時は第1章を読むだけでもとりあえず筋トレしようか。。
と思える内容になっています。
第2章
・アンチエイジングに関する商品全部まとめても筋トレには勝てん。
・やらない理由を考え出したらお終いだ。
筋トレをすると、どのようにアンチエイジング効果があるかの説明がされている章になっています。
歳をとってからでも筋肉量が増えるという項目から、筋トレが「骨」にも効果がある。
更には高齢者の記憶力向上など、筋トレをやらざるを得ないような様々なメリットが盛り沢山な章になっています。
ちょっと飛んで、、第7章
・競技練習と並行して行うトレーニングで邪魔になるほど筋肉がつくなんて滅多にない。
・使えない筋肉なんて存在しない。
筋トレに関して「筋肉でムキムキになってしまう。」とか「ボディビルの筋肉は見かけだけ。」
と言う人がいたりしますが。この章では筋トレの本当の効果をきちんと説明している。
この章を簡単に説明すると「目的を無視したトレーニング以外はOK!」と言う感じです。
第8章
・タイトルにもなっている「自信のない人は筋トレをしてください」
・悪口陰口は暇人のやること
自信がつく理由が5つほど挙げられていますが、中でも
「上司も取引先もいざとなれば力づくで葬れると思うと得られる謎の全能感」
この一言に何かが凝縮されているような気がしてしまいます。。
相手が強そうだと、暴力的な怖さも働いてしまいますが、筋肉があれば何とかなるなと思ってしまうこの一言。自分は大好きです。
悪口陰口についても一刀両断。
ハッピーな人がわざわざ他人の事チェックしてケチつけねーだろ。と。
確かにその通り!自分が上手くいってないからこそわざわざ他人に嫌がらせなどをするのです!
この章を説明を簡単にまとめてしまうと、以下になると思います。
「筋トレで自分を鍛えて自信をつけろ!そして思うがままに生きましょう!」
実際に高齢者を対象とした研究でも、筋トレで希望が増加しネガティブな気持ちが低下したと言う結果が出ている。
筋トレをすれば筋肉がつくなどの肉体的な効果や成長だけでなく、メンタル面でも非常に良い効果がある事が証明されています。
筋トレで増すのは「希望と筋肉」、減るのが「ネガティブ思考と贅肉」。
この言葉を合言葉にすれば、筋トレをやる気が漲ります!
今回の本ですが、「まずは何をすればいいか。。」と悩んでいる人や、
自己評価が低い人におすすめをしたいと思います。
運動をしたいけど、何からすればいいかわからない。と言う人が読めば、まずは筋トレをしようとなるはずですし、自己評価が低いと感じている人も、まずは筋トレ!となるはず。
以前に読んだストレスフリー超大全でも「悩んでいるなら運動しろ!」とありましたが、こちらは「悩んでいるなら筋トレしろ!」と置き換えられています。
やはり運動がいかに大切かがとてもよく分かると言うものです。
また、この本の欠点を挙げるとすれば、どのような筋トレがいいのかが具体的に説明されていない事ではありますが、インターネットやYouTubeで自分で出来そうな筋トレを探せばすぐに解決するでしょう。
探す手間が入ってしまうとは言え、まずは筋トレや運動を始めるきっかけになる事は間違いないです。そして何より楽しく読めます!テンションが低い時や何か悩み事があるときに読めば、とりあえず筋トレをしてみようと思えるはず!
