こんにちは。
昨夜は急に冷えこんで、東京でもとても寒い夜となりました。
今日の昼間はまた暖かい日差し。
立春、だそうで。
節分が2月2日になるのは百何十年ぶりという解説を昨夜
天気予報で聞きました。
うるう年でも調節をしますが、賄いきれない「ずれ」をこの節分で
合わせる、今後もっと頻繁に2月2日の節分は登場していく
だろうと聞きましたが。 難しくて後半、ワケが分からなくなり・・・
聞くのをやめてしまいました。
頭を使うことが昔からニガテです。 (笑)
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タイトルの件です。
忘れてはならないこととしてブログに残すこととしました。
写メも主人のPCや私のPCに転送もしましたが。
写真撮影は葬儀社さんのご許可がありました。
喪主さんも撮っていたので、では私達親類も撮って良い
だろうとの判断で、皆さん撮影していました。
小さめに載せさせて下さい。
家族葬。
出席者10名、葬儀屋さんの担当者さん1名、
天台宗の住職さん1名 のみ。
コロナにかかってもお葬式は今は出せます。
身内に対する偏見もやめてもらいたい、との
世間に対する発信の気持ち、という理由はないのですが。
ここは東京。 人も多いので私の周りでは偏見のような話を
全く聞かないですが。
ニュースで聞く数字とは裏腹に・・・
未だにこの病気にかかったという人を直接知らなかったし、
まして亡くなった方を知らないできました。
一体どこにコロナはあるの?と思って生活してきました。
私がよく会う、周りの方も「知らない。」って・・・。
東京よりも、もっと小さなコミュニティで偏見の被害に遭って心をいためて
いらっしゃる方々もいるかと思い、その思いもありあえて記事にします。
ひと頃はまるで危険物扱い。 お骨になってしかも、その骨壺も
ビニールにくるまれて・・・ひっそりご自宅に帰るということを
大きく報じてしまったメディアの悪さもいけません。
今回、亡くなったあとは清潔にエンバーミング処理を施されたそうです。
葬儀社さんの方も感染症に対する処理の扱いの免許を持った
方が対応しました。
へんな言い方かもしれませんが・・・お亡くなりになったご遺体からは
一切の菌などは発しませんからどうぞご安心下さいとのお言葉が
葬儀社さんからありました。
式に列席するかどうするか、叔父さんの息子さんから電話で聞かれた
時は、その辺の疑問がなかったか、と言えばウソになります。
行っても大丈夫なの? と。 その前に お葬式、やるの? と。
その辺もメディアは不親切かもしれませんね。 一時期、危険物扱い
する報道は何度も見せられましたが。 お葬式が今はできるのだと
いうことを少なくとも私は知りませんでした。 私があまりTVを見ない
のも手伝っているかもしれませんが。
従妹も「コロナなのに・・・できるのかね?」と電話で言っていました。
今はちゃんとした処理をして頂けて、きちんと親族でお見送りが
できます。
ふつうの葬儀同様、このようにそばに寄り添い、棺へのお花を
添えることもできます。 好きだった焼酎も一緒に入れてあげて
いました。 天国で叔父さん、飲んでね!
私が小さかった頃、お正月というと父の兄弟はみんな「吞兵衛」
ばかり。 麻雀をしながらお酒を飲んでいましたっけ。
私の父も亡くなり。
父の姉が亡くなり。
次男が一昨年亡くなり。
最長老のこの叔父さん、長男がついに亡くなってしまいました。
従妹たちと 「みんないなくなっちゃったね。」と話しました。
電話でも会った時も言っていました。
自分たちの体の中に流れている血、いわゆる直系の血の
繋がりがあった人をすべて失うということは寂しいですね。
式典は短めに。
お通夜はなし。
本葬1回のみ。
本葬も短く1時間で終了。
読経は40分、その時にお焼香。
お焼香もするのかな、どうなるのかな、と思いましたがありました。
初七日法要をその後10分。 もう1度お焼香。
そして花を葬儀社さんの方2、3名で摘んで・・・・
親族で花入れの儀式。
そのあとが少し心が傷みましたが・・・・
「釘打ちはしません。
ですが、決まりで棺にテープをさせて頂きます」 と。
これが一番切なかったです。
もう菌などは舞い上がらない、という説明を受けてはおきながら・・・
最後にテープはとめるのね、と。
テープを ビィーーー と引き延ばされる時の音がいやでした。
そんなこと、しなくても・・・と。 ( ;∀;)
(** このあと、葬儀社さんからのお話がありました。
記事の最後に綴ります。 **)
そして棺を車に乗せて、焼き場に運びます。
残念ながら焼き場へは誰も行けません。
これも決まりだそうです。
葬儀社さんの担当者さんだけ、叔父さんに同行しました。
お坊様も出棺の時に立ち会い、車のそばで手を合わせて
下さり、ここで見送り。
最後は切なくなり、涙が出てしまいました。
こんなお別れって・・・、と。
でも、去年の3月や4月にお亡くなりになった有名人の方の
ご葬儀に比べたら。 約1年で雲泥の差です。
今はこうして、安全にお見送りが出来るんです。
葬儀社さんの担当者さんが車に乗り込む時に喪主さんに
「終わりましたらご報告します。」とそっと告げておられました。
きっと、お骨を拾って下さるのは、免許を持ったこの担当者さん
なのかもしれません。
上で書きました、 ** 印の 部分、葬儀社さんからの
お話を綴ります。
とにかく 手洗いをちゃんとやって下さい、だそうです!
消毒シュッシュも今は沢山あり、決して無駄にはならないでしょうが。
スプレーでシュッとすると、菌を巻き上げるという検証を先日TVで
見ました。 私も外で食事をする時にテーブルにもシュッと・・・していましたが、
もしかしたら隣のテーブルに菌をまき散らしていたのかも。
シュッと一吹きは、やっても自分の手ぐらいにしようかな。
手を介しての感染が一番の原因だと。
何処かで菌に触れてしまう。
でも洗えば良いんです。
菌がついた手で口に触れたり、目をこすったり、鼻をかんだり・・・
そうする前に、外から帰ったら先ずは手を洗おう、だそうです。
分かってはいるでしょうが。
20秒の手洗い、よく洗う、これを医療従事者や私たち葬儀の業者は
1日に50回ぐらいやっているんですよ、と仰っておられました!
私たちは50回も洗わなくても。 外で自動販売機のボタンに触れたり
つり革につかまったり・・・日常に触る場面は沢山。
いたずらに外出を怖がり、出かけた人を指さすコロナ警察になるより、
出かけても良い、とは大きな声では今は言えないけれど・・・
決して出かけることは悪いとは今も私は思っていないの・・・。
出かけて、何かひやっとする場面に出会ってしまったら洗い流せば良い!
飛沫は飛ぶもの、飛沫を避けられなかったとしても丁寧に洗って
下さい、このご葬儀が終わったら、どうか皆さん、おトイレに行って
おひとり20秒の手洗いをして下さい、とその場で言われました。
出棺して叔父を見送ってから、小さな葬儀場でおトイレは一つしか
ありませんでしたが・・・みんなで手を洗いました。
葬儀社さんからこういったご挨拶があったのも初めて。
はっきり言って喪主の挨拶よりもロングでした。 ('◇')ゞ
が、それだけ今、訴えたいことは手洗いだということ。
自分も少し油断をしていました。
ニュースで報じるような感染者は周りには出ておらず。
現実の話と思えない、自分はかからないのでは、、、とまでは思わないに
してもかかりにくいのではと少し思っていました。
でも間違っていました。
やはりひっそりと菌はいました。
手はもちろん洗いますが、最近、一時期よりも短時間に洗っていました。
やはり外の何かを触ったら・・・20秒手洗い、これからは気を付けます。
葬儀社さんから、「このご葬儀でみなさんが集まって、このあと
何か起こったら一番悲しむのは〇〇さんですよ。」と言われました。 ←叔父の名前。
なので私達も葬儀のあと、みんなで手を洗ったのでした。
叔父の死を無駄にしないためにも・・・
手洗いが最近、少し簡単になってはいませんか。
コロナ警察みたいになりたくはないですが・・・
とにかく手を洗いましょう、ということだけ書かせて下さいね。
何故にコロナにかかったか・・・。
やはり「何処でかかったのか分からない。」に該当するでしょう。
叔父は腰が悪くて、とある老人の施設に入院しておりました。
ボケてもいなかったし。
多分健康。
健康・・・とは言っても若者ではないから、人間ドック等しなかったと思うし、
掘れば何かは見つかったかも・・・という年齢でしたが。 ('◇')ゞ
でも数年前まで、親戚の法事などでご一緒した時も、出された食事は
平らげ。 お年寄りとは思えぬ食欲。
叔父さんの息子さんの喪主さんも「コロナがなければ父は100歳まで
生きただろう。」と語っていたのが無念・・・。 享年95歳。
入院していた施設でのクラスター発生が原因でした。
本人はコロナと知っていたのかしら。
お葬式の当日、詳しいお話は聞けませんでした。
何しろ会話、控えめに、なので・・遺族との会話もほぼ交わしていません。
6日で亡くなったと喪主挨拶で聞きました。
多分咳など、コロナの疑いが出てから、の意味だと思います。
お葬式の前に息子さんから電話で聞いたのは・・・
具体的には1月の18日にPCR検査、19日陽性判明、20日入院。(つまり
転院だと思います。) 21日の16時頃から容態急変、意識がなくなり
21日に亡くなったのだそうです。
わけがわからぬままだったかもしれません。
クラスター。 腰が悪くて入院していただけだったのにひどいです。
本当に コロナめーー!! と怒鳴りたい。
だから・・・とにかく手を洗いましょう。
今日もお付き合い頂きましてありがとうございました。
皆さん、ご無事で。
良い1日を。 長々すみませんでした。

