チュウハイです。
今週はバックに磁石重りを着けた状態で(ヘッドのクリップチューナーがかなり共振しとる)。
やっぱり、うーむ。
ギター自体が鳴り過ぎると、弦の輪郭成分が無くなっちゃうんだよな。
色々とやるべきことが見えて来た気がする。
そういや、最近のギター関係ニュースでちょっと気になった件。
ハカランダだろうが頼まれても使いたくないようなのも混ざってます。
三木楽器の役員てのは目利きが全くできないのかしら?
それは置いといて、この件は発覚したのが不思議。
現場的な話、南米で「人」を知っていればハカランダは普通に入手可能だそうで。
現地業者とグルになって書類を別のローズウッドに偽装し、税関を突破する。
という形で、かなり簡単に密輸出来るし、過去されてきている筈です。
実際、滅多なことじゃ発覚しないと思うんですよ。
ローズウッド系の樹種判定はかなり難しく
明らかに他と違う特徴のあるココボロなんかを除けば、見た目での判定はほぼ不可能です。
ローズウッド系に詳しい製作家ですら間違えるのに
日本の税関職員が見て
「この木材は規制されているdalbergia nigra(ブラジリアンローズウッド)だ」
と断定出来るわけない。と思うのですよね。
そう、摘発するには「断定」しなきゃならんのよ。
どうやって見破ったのか。
DNA鑑定したわけじゃないだろうしなぁ。
不思議不思議。
まあ、アンチハカランダの私からしたら、密輸もギターに使うこともナンセンスとしか思えんのですけどね。
もちろん、木が違えば音は違うし、その木じゃないと出ないニュアンスみたいのはあるにしても、
「楽器としての完成度」はそこじゃないんですわ。
聖杯のような材を使えば良い音が鳴る、みたいな簡単な世界だったらなんと楽なことか。。。。
では。