チュウハイです。
また山に行きました。
海が見える山、新鮮です。いいなぁ。
しかし「山とアコギが好き」なんて言うと、フォークソング好きのジジイみたいだな…
さて、じゃあジジイのアコギの話です。
前回、バックを外して特性を見ました。
本日から、作業しながら考える段階です。
バックブレースにはホームセンターの栂(つが)を使おう、と選定に行きました。
見た目で判断すりゃ右の材ですよね。
でも、音響的に良いのは左です。明確な差があります。
「楽器に使う木材は見た目では何も判断できない」
いつものお知らせ。
久々に丸ノコテーブルを使って切断。
あー、怖かった。
生命を脅かすような道具を扱うときはかなりビビります。
でもビビるようなことだから楽しい、とも言えます。
山なんか特にそう。山にいるときは怖い、楽しい。
4本分、こんなもんですね。
それにしてもハカランダ合板なんて悪質なものを昔はよく作ったもんですよね。
誠に罪深い。
70年代からハカランダ教みたいなものは有ったんだよな。
バックブレースを交換していきますが、ただ交換するんじゃ意味ないです。
このように、交換対象のブレースを劇的に削って、
叩く。録音する。
削る前と比較して、このブレースがバック特性の何処にどう効いているか調べます。
てのがなかなか大変なんだ。
削っては叩いて録音してスペクトル出して比較して…の繰り返し。
「製作家」でも普通はここまで緻密なことはやってない。
素人が独学でやるならこれくらいはやらんと、「良い楽器」に辿り着けないと思っています。
もちろん皆が同じことをやる必要は有りません。
が、ただの工作以上の、何かしら「普通はやらないようなこと」をやらんと、辿り着けないと思います。
昨晩、1.5時間ほど走って今日は疲れているのでこれくらいで勘弁してやろう。
今回はゆっくり進める、と決めてますのであまり進みません。
では。