チュウハイです。
以前から、他人様のブログを読んでいるのにいいねもコメントもしない。
そのくせ自分の記事はガッツリ書く。
そんな横暴を働いて申し訳ない気持ちがあります。
でも、なんか精神的に元気じゃないもんで…はい。
2020年にジャンクで買ったMorris TF-805。
バラしてブレース削って、バックを単板に変更したのでした。
ゴミのように放置していたのですが、こいつの存在をふと思い出しまして。
弄った当時の音を聴いてみました。
ジャンク5,000円のギターにしちゃ上出来になってます。
ハイエンドギターに特有の、「ある風味も」ちょっと出てる。
でも、おしい。
今聴くと、構造的欠陥があります(確信)。
久々にアコギ叩いてみた。
箱としての特性
出来るだけトップのみの特性
出来るだけバックのみの特性
おいおい…
スペクトルはとても乱れています。
アコギの箱としちゃ失格。
でも、今の自分の技術で弄れば、結構修正できる気がします。
少なくとも、1段階か2段階上に持って行けると思います。
あとね。
長らくアコギDIYから離れてましたが、全く考えていなかったわけではありません。
過去、トップチューンでは上手くコントロールできない、ある1つの周波数があったのですが。
その動かし方について、「恐らくこうかな?」という仮説を立てていました。
今回のスペクトルから、その仮説が間違いなさそうであることが読み取れたと思います。
ほぼほぼ間違いない。
アコギ製作において、「どの程度トップを鳴らすか」てのはかなり難しい問題です。
が、
トップ単体で考えるから、それを導くことが出来ないのです。
「トップの振動性・振動量は、バックによって規定or制限される」
てのが正解かと思います。
トップとバックは複雑に関わり合い、お互いに影響を及ぼし合って箱として働いている。
そういう話です。
トップ、バックの振動性に齟齬がなく、それぞれを正しい範囲でチューニングすると、こういうのが出来上がるんだな。
これはガチハイエンドギターかつ、中でも大成功したギターのスペクトルです。
ここまで持っていくことは難しいにしても、ある程度近づけることは出来ると思うんだよな。
多分。
この秋冬に取り組めたらいいな。
すこーしずつでも。
では。