チュウハイです。

 

 

何をやっても沼に突入する男、それが私です。

 

 

今回の沼は、、、、これだ。

 

 
 
 
クソ暑い中、ベランダで塗装落とし、ご苦労さんである。
 

エポキシ下地の厚め塗装がギターのチューニングに合って無い、と見ましたのでやり直しです。

 
 
現実として、塗装方法の違いで生じる音の違いは、耳の良い人なら劇的に感じ、耳が良くなければ全く分かりません。
 
そういう世界です。
 
恐らく、多くの人にとっては塗装による音の違いは意味がありません。
 
ですが、多くの人にとって意味がなくても、意味があるのです。
 
 
 
そも、皆に伝わらないところまで作るのが「ものごとの作り手」ってもんでしょう。
 
自己満足の話もありますが、それだけではなく。
 
皆にしか分からないことをやってるなら、深みも価値もないんですな(と思う)。
 
 
 
私、土曜の昼にはBSプレミアムの歌謡ショー、日曜の昼にはのど自慢を見ます。
 
 
 
 
バックバンドがマジ、すげーんだが。。。。
 
と思って毎週見ております。
 
視聴者の99%には全く伝わらない形で、すげーのよね。
 
もちろん、消費者である私には彼らの凄さが全て伝わっているわけではないです。
 
が、すげープロフェッショナルであることがひしひしと伝わります。
 
 
 
有名なSparkleも、殆どの人が分からない凄みが凄すぎるんだが。。。。

 

 

 
ふつーに聴くと、ふつーの、上手いスタジオミュージシャンぽい演奏なんですけどねぇ。
 
その実、滅茶苦茶にバンドサウンドで、絶対に真似できない類の演奏なんですよね。
 
個人名義なのに。
 
歌謡ショーとは真逆の意味で超プロフェッショナル。
 
 
 
 
自説を補強するために2つの例を挙げてみましたw
 
伝わらずとも、作り手は受け手や消費者と同じレベルでものを作ってはいかんのですな。
 
ギター製作についても同じことが言えて、皆に伝わらないレベルまで作り込んでこそ、です。
 
そこまでやってるからこそ、アコギ1本100万円とかふざけた価値が在り得るわけです。
 
 

結果は別として、そんな気概くらいは持って製作したいなーと思ったり思ってなかったり。。。

 
いつになったら平和なギターライフが訪れるのだろうか。。。。
 
 
 
 
では。