チュウハイです。
再びの検品も兼ねて、チューニングをオープンDにしてテンションを上げて弾いてみました。
弾いてみたというか、初めて岸部さんのMiracle Mountainを練習。
当然、初見でスラスラ弾けるわけもなく、音符を追ってるだけです。
(カメラでの録音です)
あー、やっぱりまだ3・4弦が出過ぎてるな。
というか、バックが該当音域のトップ鳴りを増幅をし過ぎてる(多分)。
「音」にはダマシや錯覚の側面が強いので、物理特性で見た方がギターを判断しやすいのですが、物理的には結構まだいびつな状態です。
音楽的な楽器であるためには、トップとバックの鳴らし具合に適度なバランスが必要。
トップ単体、バック単体で「レスポンシブ」を追求したところで意味がないのであります。
楽器製作はどこまで行ってもバランスだなぁ。。。。
てのが今回の製作で学んだ最も大きいことです。
私、モノを極端に振る実験や製作を通して、適度な範囲を見定めていくことが多いのですが、
イチローも言ってますな。
「最初からあるべき姿に到達するのは不可能で、まずはムダな時間を経験して、そこから削ぎ落としていくことによって、ようやく自分の行きたいところに近づけるのではないかと思う」
そういうことなんでしょうね。
では。