チュウハイです。
さて、沢山お褒めのコメントをいただいたのですが、弄らねばならないのです。
中で秘密の調整中。
開放的な環境なら30分もあれば終わる作業です。
1.5時間くらいかけて汗ダラダラ。
かなり簡単な木工ですが、音色的にかなり変わりますぜ。
アコギ(鉄弦)らしさ、明るさや涼やかさが出てますでしょ?
ふふふ、これくらいのことは狙って出来るのだよ、明智くん。
私、凄いな〜w
やったことをメカニズムから言いますと。
今回の作業は、ギターにおける時間とエネルギー消費の関係を変えた、ということ。
ボイシングで作った共振周波数はほぼ変えずに、弦の振動エネルギーの減り方を変えた、とも言えます。
イメージを極端に表すとこんな感じ。
昨日書いた桜井氏の言は正にこういうこと。
「立ち上がりに10の音出しちゃうと、後の余韻が減ってしまう。8にしとけば余韻がもっと伸びる。」
桜井氏はサスティーンに注目しているようですが、帯域や周波数により消費のされ方が異なるので、結果としてトーンもかなり変わるわけです。
下手にエネルギー消費されなくなったために、タッチレスポンスも向上してます。
にしても、まだちょっと過剰なんですよね。
こういうときこそマグネティックピックアップの登場かも知れない…てのは他力本願。
まあ、初期エージングが始まったばかりで、これから鳴り方が大きくかわる時期です。
結構ギリギリの調整をやってるので現段階で作業をさらに進めるのは怖いものがあります。
これで第一形態の完成とし、初期エージングが終わったらまた改めて見直してみます。
(多分)
では。