チュウハイです。
今日、寒いわぁ。
青空木工しんどいわぁ。
さて、事前加工がほぼ終了したネック材の平面修整です。
けーおつです。朝飯前です。
サイド材の加工です。
俣野勝そのままだとトップドーミングと全く合ってません。大きな隙間。
削って合わせました。
仕方ないことですが、部分的にボディ厚が5mmほどは落ちてしまった…
ここまでは最低限やらなきゃいけないことです。
ここからは、自分が作るからやること。
サイドに割れ止めではなく「鳴らさないためのブレース」を入れます。
こういう感じで入れてくしか無いかな。
「鳴らさない」を目的とした場合、
本来はサイド材の使い方やライニングの造りからして「こうじゃない」んです。
けど、既にあるライニングを引っ剥がして作り替えるのはあまりに大変かつ不毛ですからねぇ。
イメージと違いますが、とにかく鳴りにくい方向にサイドを振ります。
ブレースはマホで作りますかね。
鳴らさないのだから、沢山なのだ。
とりあえず今日は半分。このブレースは削りません。
フルオリジナルで最初からこういうモノを作るつもりで作れば大して苦労しないところです。
が、
後からこういうものを付け足すの、超大変です…接着面を合わせるのがもう、ね。
まあ、仕方ない。
ちなみに、本当に「鳴らない」なんてことは無いです。
あくまで、余計な鳴りを抑える。鳴りにくくする。
特に、振幅の大きな振動による大きなエネルギーロスを起こさないようにする、てことです。
実は今回作っているギターは
「エネルギーロスを小さくする」
が構造的なテーマです。
余計なところで余計な音や熱に振動エネルギーが変換されないようにして、出来るだけトップとバックの振動に集中したギターがいいなと。
「つもり」の結果や効果を実証出来ないので気持ちの問題みたいなところが大きいですが、結構意味のあることをやっていると考えています。
では。