チュウハイです。
さてさて。
過程はすっ飛ばして、2周目ブレースの荒加工が終わったところです。
こちらが目安としていた1周目の状態です。
1周目重量→229g
2周目重量→220g
試算上、2周目は204gくらいまで削れば1周目と同じブレースです。
まだかなり削る余地が有りますが、
ザックリと同じ方向性にはなってきた、ということで。
ここで両者のタップトーンを比べてみましょう。
聴感上の大きな違いは板厚の違いによってもたらされていると言って良いです。
ヘンタイ的にはとても面白いですねぇ。
スペクトルで見るとこんな感じです。
1周目
2周目
ザックリ言って、2周目の方がより多くの明確な共振点があり、よりレゾナントなトップになっています。
まあそれは良いんだが。
2周目は全体にもっと重心が低くなると思ってたんだな。。。
むしろ1周目より高くなっとる。。。
見た目以上にブレースの剛性が高いし、トップそのものがブレースの剛性に依っているということなのでしょうな。
そのうえで。
現状の強固なXラティスだと500Hz帯にやたら強いピークが出てしまいます。
アコギのトップ、サウンドボードとしてはヘンテコリンです。
てことは、
ボイシング的には、このピークの扱いが肝というか。
①ピークの位置を変える
②突出したピークにならないよう調整する
あたりの操作が必要と思われます。
が、ボディ接着してない状態であんまり詰めても仕方ので、段階的に進めていこうかな。
とりあえずは、ある程度削ります。
では。