チュウハイです。
本日はラティスを作っていきます。
作業の説明は要らないすね。
何の意味もないですが、完成状態を動画で。
ラティスに使用しているブレースは4.5mm幅としています。
細いブレース材でも、ラティスにすることで面的で高い剛性が得られるのが特徴ですね。
てことで、部品としてのブレースは大体揃いました。
まだ高さや厚み、接着面の調整が必要です。
が、
ここで雨降りとなりました。
ベランダDIYなので、本日の作業は終了です…
残念無念。
本日はこれについてちょいと書いてみましょう。
ブリッジプレートによってもアコギの音は変わります。
変化の要因を3つの側面から見ることが出来ます。
①樹種
②材の質
③作り(重さや剛性)
①の樹種については一番想像しやすいですかね。
ローズウッドとメイプルだと、イメージ通りに音色が違う、ということですね。
②材の質については、以前作った動画が分かり易いかと。
質の悪いココボロプレートを、今回使用している質の良いホンジュラスローズに張り替え、トップのタップトーンを録音しました。
これ、ブリッジプレートのみの変更です。
タップトーンに含まれる周波数成分そのものは大きく変わっていませんが、
バランスが大きく変わっていますし、音の減衰速度が全く違います。
というような違いが、弦振動に対しても生じるわけで、ギターとしちゃかなりの違いが出ると予想出来ます。
③作り(重さや剛性)のところはちょいと説明しにくいし、理解もされにくいのですが。
特にトップのこういう振動と関係していて、
ブリッジプレートが重ければ重いほど、トップ由来のローエンドの周波数が低くなります。
これは、ボトムの鳴り方や音の重心をどの辺に持ってくるか、のチューニングに関わります。
そんなところでしょうか。
個人的には材の質が最も重要と思います。
どんな樹種を使っていようが、どんな造りであろうが、
質の悪い木であればトップ振動を殺すし、弦振動にブレーキをかける方向で働くのですよね。
これが、昨日の「鳴り」と関わる話で。
鳴りの悪い木を使うと、振動に対する「抵抗」が高い状態のギターになってしまうのですな。
まあ、知らんけどw
では。