チュウハイです。
さて、平面だったジリコテブリッジを加工していきます。
削り方が難しいな…
40gじゃまだ重い(と思う)。
ブリッジの重さや剛性も、音にかなり関わる要因です。
メーカーや製作家によってはブリッジの重さ基準を定めていることがあります。
トップの補強(ブレース)として、最も大きく強く重いもんで、強度にも音にも大きな影響があるのは想像に難くないですね。
つまり、
分かっている人からすると好き勝手に作っていい部分ではないんだな。
私は、分かっていない人間なんだがw
音の話は置いとくとして、
ブリッジ製作には物理的な制約もありまして。
良く言われるように、フレット上に定規を置いた延長線がブリッジに丁度乗る状態。
サドル出しろの1/2≒12F弦高 となるので、分かり易くギターの健全性が測れます。
絶対にこうでなくてはならないわけではないですが、
近い感じに作るがよいかと。
なんだけども…
例えば、今回私が考えているネックアングル1.5°、トップドーミングR=8,500mm、645mmスケールの組み合わせだと、
指板延長上のブリッジの高さが11mmくらいになってしまうのが自然なんですよね。
設計として変な組み合わせじゃない筈なんだが?
でも、ふつーのブリッジは9mmくらいなんだ。。。
9mmに合わせて私のブリッジを作った場合、サドルを7mmくらい出さないと成立しません。
が、こんなに出してしまうと、恐らく弦のテンションでサドルが割れます。
最終的にはブリッジの重量は30gくらいにしたいところです。
が、こういう制約もあり、
好きに削っていいもんでもないんです。
地味に困りもんです。
ここ数日ハマってるやつ。で
竹内まりや原曲の断固とした・容赦のないグルーヴよりもこれくらいの方が親しみやすかったりする。
では。