チュウハイです。
いろいろなことを言い訳に先延ばしにしております、
秋のアコギ製作のことを考えねば、と。
夏前にこういうの考えて、
今週はこれも描きました。
…こういうのは、ごく小手先の問題でしかないよなー。
つくづく思います。
もっと根本的なところが問題。。。
『思い描いたあの音色を出すには、どのような構造にしてどんな材料でなければいけないのか、ひたすらに考え抜くことです。 答えはいつもシンプルに、丁寧に見つめること。』
最近読んだ、とある製作家の言葉。
ひたすら考え抜く。
丁寧に見つめる。
だってさ。。。
そこ、足りないですな。
出来る方法で見つめるしかなかろう。。。。
思い描いてみるしかなかろう。。。。
1つ。
クラギ、というかロマニリョスのスパニッシュギターですが、
この低音の出方が私としてはとても好みです(曲に入る前の軽い鳴らしのところが分かり易い)。
さすがに、このボミョーンていう鳴り方は凄すぎるし、アコギじゃ難しそうですけれど。
6弦開放音を切り取って見てみる。かなり特殊なチューニング。
低音なので余計なところをかなり省きまして、
どの音がギターのどこで発生している音か、見てみる。細かいですけど。
(厳密な意味でのアレじゃないです)
概ねこういう見方で合ってる筈。
素晴らしく綺麗に整数次倍音にフォーカスされているし、下を下手に出し過ぎていない。
相対的に多すぎる倍音は困りますが、ロマニリョスのギターのように、重さの上に多層的な倍音がしっかり乗っているのが見えて、かつそれが濁らない。
ってのが良いですな。
やたら下が重い音は扱いにくいってのも有りますし。
アコギではどうだろうか。
製作家が多すぎて、アコギが多すぎて、なかなか難しいですが。
このあたりが、上に書いたような基準から見た「良質な低音」かな。
てことは、アコギの構造としてはどうすべき?
そんな感じで考える作業を、残りの夏でやりましょうかね。
ピックアップ製作も、アコギ製作も、
山行って、カップヌードル食べて、アコギの録音するためなのだ!
↑これが目的なのは、アタオカであると思う。
では。