チュウハイです。

 

 

 

さて、昨日完成したアコギピックアップ試作機。

 

 
 
 
とりあえずひと晩通電しときましました。
 
カップリングコンデンサに電気を流してエージングというか、むにゃむにゃ。
 
 
 
動作テストの前に懸念事項を。
 
ブリキ缶の中に増幅回路は有りません。
 
 
 
 
それゆえ、録音レベルがどれくらい取れるか、謎です。
 
かなり音量小さいと思われます。
 
 
と言っても、最近のオーディオインターフェースにはHi-zやInstといった、低出力対応入力が用意されてます。
 
 
 
 
 
大丈夫じゃね?
 
と、全く根拠のないこと考えて、試作しちゃったのでした。
 
 
 
では、まずはかなりオンマイクでアコギを録音してみます。
 

 
 
 
ハムノイズは皆無かな(素晴らしい)。
 
ちょいとホワイトノイズが大きい気がしますけど、意外なほどちゃんと録れます。
 
初の自作マイクとしちゃ立派な音質と思いますが、いかが?
 
 
 
そして、予想通りにレベル小っさ!
 
エレキのパッシブピックアップよりも弱いw
 
 
けど、オーディオインターフェースの入力ゲインをMAX付近まで上げれば実用範囲内です。
 

 
 
 
目論見通りではあります。
 
ギター内部は外部よりもかなり音圧が高い環境ですので、それなりのレベルが確保できるかも知れません。
 
 
 
 
では、目玉として搭載した可変ローカットがどう機能するか。
 

 
 
 
ちょっと分かりにくいかな?
 
ローカットそのものは機能してます。
 
ノブをカット方向に回しすぎると全体のレベルも下がるので、良いポイントを見つけるのが難しそうです。
 
実際に搭載して使用するのはドレッドノートじゃないと思うので、あまりカットしないで済むような気もしています。
 
 
 
 
次に指向性です。単一指向性マイクとして機能してるでしょうか。
 

 
 
 
うん。
 
マイク正面にガッツリ指向性がありますね。
 
「単一指向性マイクの動作として正しいか」の判断は出来かねますが、少なくとも単一指向性としての機能はしています。
 
 
 
 
本日のテストはここまで。
 
 
このマイクをギターに内臓した場合、外部マイクとはかなり違う音質・音色になろうと思います。
 
より生々しく、近く感じる音を期待します。
 
が、
 
単一指向性ゆえの設置位置や方向の問題も有りますし、
 
マイクの最大入力音圧を超えた音が鳴っていれば音が歪みます。
 
そこらへんが、実用ピックアップとなるかどうかの分岐点です。
 
 
 
現段階では思いのほか良好な結果が得られています。
 
私らしくないw

というか、フォーリーフのECMがよく出来てるのですな。

1個100円のECMとはレベルが違う気がします。


 
さてさて、ギターに内臓するのが楽しみです。
 
 
 
 
では。