チュウハイです。

 

 

 

さて久々に新コロのことでも書きましょうかね。

 

夏に私の父親が高熱を出してPCR検査を受けました。

 

無料と思ってたら3,000円取られました。

 

なんてことを導入に。

 

 

 

 

先週の頭だったと思います。これを見て、

 

 

 

明らかな上昇の兆しが見て取れたので、

 

「秋冬の流行が始まったくさいよなー」と思ってスクショしときました。

 

 

 

 

やっぱり始まりましたねぇ。

 

 

 

継続的に海外からも情報をとっていれば分かる通り。

 

秋冬は来る、北からくる。

 

その通り、北海道が来てますねぇ(青森や岩手は来てないがw)。

 

 

 

 

 

過去から見た懸念。

 

 

5月~6月は、最低で新規感染者数20人/日でした。

 

それが8月に1,600人まで立ち上がりました。

 

 

 

 

この秋冬。9月10月の新規感染者は大体200人/日が最低数となっています。

 

 

 

つまり、ベースラインが春夏流行時の10倍程度になってしまっています(数字上は)。

 

そこからの立ち上がりになるわけ。。。

 

 

 

さらに言えば、9月10月は4月の流行に近い水準の蔓延状態です。数字上は。

 

 

 

ベースラインが高い(蔓延度が高い)状態からの流行では、ウイルスが拡大する速度も量も大きくなる。
 
そりゃ当たり前ですな。
 
 
実際、先週の頭に「始まった」と見てから感染者数が1,300人/日に達するまでがかなり速いです。
 
7月頭の「始まった」からの増加とは体感する速度が違います。
 
 
 
 
うん。。。
 
今後1ヶ月…かなりのことになるかも。
 
 
 
 
さらに思い返してみると、
 
4月の山は緊急事態宣言と強い自粛要請という行政的な介入があった。
 
それゆえ、山が抑えられたと言えるでしょう。
 
 
 
では7月8月の山は何故抑えられたか?
 
 
 
これを、説得的な根拠を持って説明できる人はいないんじゃないでしょうか。
 
 
当時、少なくとも全体的で大規模な行政介入は有りませんでしたし。
 
また、クラスター対策が流行を抑えるほど機能してないのは4月から自明のこと(流行期のホットなエリアでは割とすぐに感染経路不明が50%を超える)。

 

 

 

 

んーーー。

 

7月8月の山が抑えられたのは

 

「みんなが勝手に頑張って自粛したのが決定的要因?」

 

くらいのことと思えます。

 

ていうか、他にある?

 

 

 

というのが日本の対策(と思えます)。

 

 

 

 

7月8月をベースに、今冬の良いシナリオを勝手に想像してみます。

 

今日明日に突然感染拡大が止まることはない、という前提で。

 

 

目途となるのは8月7日の1,605人/日(新規感染者最高値)。

 

 

 

今のペースだと今週中に超えるかな。

 

目途となる水準を超えると、報道が過熱し危機感と自粛気運が一気に広がります。

 
 
 

1,605人/日を超えた日から約2週間は新規感染者数が増加し続けるが、その後は減少に転じる。

 

それがベストなシナリオかなーと思います。

 

 

それでも新規感染者は単純に考えて最大で3,000~5,000人/日程度には達するんではないでしょうかね(幅広いですけど)。

 

出来るだけ低い水準で謎の力が働いて頭打ち…となると良いです。

 

 

 

ただ、5,000人/日という数字でもかなり楽観的な見方です。

 

人によっては今月末に25,000人/日を見ています。

 

これはかなり悲観的な気もしますし、この水準だとPCRのキャパが足りないし医療が崩壊しているのでは?という気もします。

 

 

それもあるのかねぇ。

 

 

 

まあ勿論、どーなるかは分かりません。

 

 

 

けども、7月は始まったら頭打ちまでどんどこほぼ予想通りに増えましたし。

 

この秋冬流行が小規模で終わると考える具体的な材料はほぼなく、大規模になり得る材料はあるのですよね。

 

 

強いて言えば、春はPCRがあまりにも少なかったので、統計グラフで見る以上の感染者がいたのは間違いないでしょう。

 

もしかしたら春も夏も今も実際の状況は大して違わない、、、、

 

 

ということであったり、統計や政策に現れない謎のファクターX +αが働けば、それほど大事には至らないのかも知れません。

 

 

 

現時点の希望的観測に過ぎないですが。
 
 
 
 
 
足元の話も大切なのですが。
 
もう少し長期的に考えてみると。
 
 

 

経済的な意味で、強い自粛には限界があるわけですよね。

 

で、ある程度経済を回すと

 

9月10月のように、200~600人/日程度の感染者が日常的に出てしまうわけです。

 

 

 

つまり、

 

ただ単純に経済を動かすとベースラインが高止まりしてしまう。

 

それが大規模流行の素地になってしまうかも知れない。

 

 

ってのが、この9月10月で明らかになったことでしょう。

 

 

 

落ち着いてる時期のベースラインを積極的に下げる努力をしないと、、、、

 

大規模流行→高いベースラインで落ち着く→大規模流行→高いベースラインで落ち着く

 

を繰り返す可能性があります。

 

 

結果的に、経済的ダメージはどんどん広がる、、、的なね。

 

 

 

 

有効なワクチンの開発が成功し、日本に回ってくるのが早ければいいですが。

 

そのワクチンも、ちょっとまだ大丈夫か?って状態ですし。

 

日本にも入ってくる予定のアデノウイルスベクターワクチンなんかは、別の意味で怖いものがありますし。

 

 

 

来年の春にどーにかなってる気がしないんだがw

 

 

 

 

 

良くも悪くも新コロの「存在」には皆さま慣れてきたことでしょう。

 

でも、発症のメカニズムや後遺症の症例を見てると、やはり罹患すべきでない感染症です。

 

明らかにインフルなんかより感染性が高く、症状が重く多岐に渡る。

 

 

日本を守っているファクターXは「重症化のしにくさ」ではなく、「感染のしにくさ」に効いているようなので、

 

欧米と比べると感染者死者のオーダーの違う大したことのない感染症に見えますが。

 

日本でも新たに1,000人罹患すれば1ヶ月後には10人は死ぬし、新たに10万人罹患すれば少なくとも1,000人は死に、後遺症に悩まされる人も増えるわけです。

 

それに、ファクターXがこの先永続する補償もない。

 

ていうか、ファクターXの中身が未だに分かってないし。

 

 

危機管理として、こんな感染症は広めないにこしたことはないですね。

 

 

 

 

ほぼ制圧に成功している国の事例を見れば、落ち着いてる時期でも「潤沢なPCRと隔離」、増加の初動で「大規模PCR→隔離」を徹底することで、ベースラインも流行も小さく抑えられるのはほぼ間違いないでしょう。

 

 

が、日本はそうしません(出来るのに)。

 

 

コロナ分科会の会長が、現在進行形でこんなことやってる日本。

 

 

 

 

勿論、この人が提言したことは他にもいろいろあるのですけど、、、

 

 

未だにメインの作戦は

 

「みんながんばれ」

 

に留まってるように思えます。

 

会長って、科学者なの?(知ってた)

 

 

 

この秋冬、過ぎてみれば大したことない、そんな風になると良いですね。

 

 

 

来月、知人の結婚パーティーに誘われてるんですよねぇ。

 

不義理は申し訳ないが、行かないことにしようかな。

 

大分以前も書きましたが、万が一自分が罹患してしまうと、人を殺してしまうリスクが大きい環境だもので。

 

それは避けたいのです。

 

 

 

 

 

では。