先日、用事で楽器屋に行きました。


店内を歩いていたら。

 


ん?


んんん?


このシトカスプルース???

 

マジか!



伝統的にはあり得ない材料です。
だって、普通のアコギのトップはこんなもんですよ。




置いてあったギターはテイラーのAcademyシリーズというもので、「初心者が嫌にならないように」というコンセプトらしいです。売価は8万円くらいですが、それなりの素材でそれなりに作ってあるそうで。

記憶になかったですが、テイラーの冊子に載ってました。


 

あまりに気になったので、触らせてもらうと。

 

…ちゃんとしてるじゃないか。

いや、ほんと、下手な20万円台のギターよりトップのチューニングがいい。ちゃんとした鳴り方。最高でなくとも、アコギという楽器のエッセンスはしっかりと込められている。そんな感じです。

 

 

あ、ギターのレビューは本題じゃないんです。

 

 

 

このトップ材はホントに衝撃的でした。

 

見た目だけで言えば、楽器屋ではなくホームセンターで見かけるグレード。「シトカスプルース」と言うよりSPF材と言いたくなります。同じですけどw

鳴らなそーって思っちゃいます。

 

 

でも、ちゃんとした鳴り方するわけです。

 

 

実際、木の見た目ほどあてにならないものもないんです。スプルースって本当に質のバラツキが大きくて、外見で材の鳴りは絶対分かりません。

 

ですから、よく使われる「目の詰まった良材」という言葉、本当に良くないと思ってます。そこそこ目が詰まってて鳴らない材料も普通にありますぜ、と。

 

 

 

我が家にもこのテイラーと似た木材があります。

 

勿論、楽器用材じゃ有りません。

 

これ使ってみようかな。

まずは燻製処理するところから?

 

 

 

では。