顔の形や大きさは、人それぞれでまったく違います。
そのため、個々に似合うメガネが違うのも当然。
大きいサイズのメガネは少ない?
一般的なメガネでは、大きいサイズのものはとても少ないです。
顔が大きめの人などはサイズの合わない小さめのメガネを使うしかありませんでした。
こめかみを圧迫するなど使い心地はよくなく、大きいサイズがあったとしてもデザインが限られていました。
そんな人のために、「大きいメガネ研究会」が発足。
「大きいメガネ研究会」は、全国のメガネ店勤務者の有志による集団でオリジナルの大きめフレームを作っています。
サイズが大きいというだけでなく、デザイン性にもこだわって作っています。
こうした取り組みもあり、大きいサイズのメガネは種類が多くなりつつあるのです。
大きいサイズのメガネの選び方4選
大きいサイズのメガネの選び方を4つ紹介します。
選び方1:顔に合う幅
自分の顔の横幅いっぱいになる幅がベスト。
自分の顔の横幅を測り、同じフレーム幅のものを選ぶといいでしょう。
幅が顔幅よりも狭いと顔が大きく見えてしまい、幅が顔幅よりも大きいと間延びして見えてしまうため注意が必要です。
選び方2:目に合う高さ
レンズの真ん中付近に黒目が来るものを選びましょう。
黒目と黒目の距離が長い場合は、ブリッジサイズが広めのものを選ぶといいです。
顔を全体的にすっきり見せるためには、レンズの横幅が顔の長さの3分の1程度になるようにすると効果的。
選び方3:テンプルの長さ
テンプルとは、「つる」のこと。
メガネをフィットさせるための重要なパーツです。
テンプル先が耳までしっかり届いているもの、耳の後ろ部分が、浮き過ぎていないものを選びます。
テンプルが食い込んでいたりきつかったりといった違和感がないものを選ばなければ、頭痛の原因となる場合があります。
選び方4:素材と構造
調整しやすい、チタンやステンレス、アセテートなどの素材がおすすめ。
βチタンや形状記憶合金も調整しやすいです。
バネ蝶番や逆R型ヒンジを使用した構造ならば、壊れにくくおすすめです。
※バネ蝶番→フロントパーツとテンプルをつなぐ蝶番にバネを組み込みフレームが広がりにくくするパーツのこと
※逆R型ヒンジ→フロントとテンプルの間にある金属製の部品でフレームが広がりにくくするパーツのこと
顔の形別!似合いやすいフレームとは?
丸顔タイプ:ウェリントンやスクエアといった角のあるフレーム
逆三角形タイプ:横長楕円形のオーバルタイプのフレーム
四角タイプ:オーバルやラウンド、ボストンといった丸みを帯びたフレーム
面長タイプ:ウェリントンやボストンなど、天地幅のあるフレーム
1人1人、それぞれに似合うメガネはまったく違います。
自分の顔の特徴を見極め、サイズやフレームの形にこだわって自分だけのメガネを探してみましょう。