前回の続きです。

私は首都圏に住んでいますので、現地の状態はわかりません。
どのようにして保険請求したか、書きたいと思います。

懇意にしている不動産会社からの情報で、
プロの診断士が保険請求出来る箇所があるかどうか、
無料で建物調査をしてくれるサービスがある事を知りました。

私は今までこのような事を全く知りませんでした。
建物が全焼しないと火災保険を使えない。
建物が倒壊しないと地震保険を使えない。と思い込んでいました。
私のような方ばかりだと、火災保険・地震保険の申請漏れは相当あると思われます。

余談ですが、私は自宅の屋根・雨どい・外壁などを7年前に修繕していまして、
当時は保険請求を一切せずに、全額自腹で修理をしました。
修繕費は400万円ぐらいかかったのを記憶しています。
当時、保険を活用する知識があれば、
修理をする前に火災保険・地震保険の保険請求をして、
保険金を屋根・雨どい・外壁などの修繕費に充てる事が
出来たのになぁと後悔しています。

話を元に戻します。。。
プロの診断士に建物調査をしてもらったところ、
地震の影響と思われる基礎クラックが見つかりました。
建物保険金額は地震保険2200万円加入していまして、
今回は一部損という事で2200万円×5%=110万円の保険金を貰いました。
110万円の35%をプロの診断士に成功報酬として支払いましたが、
実は補修する必要が無い程度の基礎クラックでした。

次に何かあった時に、再び保険請求出来るようにしておくために、
人の目で見て修理した事がわかる程度の数万円単位の簡易的な修繕はしました。
結果、保険金が数十万円単位で、手許に残りました。

保険の活用方法を知らないと、知らぬまま損をしてしまいます。
不動産を所有する場合は、常に保険の有効活用を意識されると良いかと思います。