酷道ふたたび

 高山市へ向かう高速道路(10月下旬)、荘川IC付近から紅葉が奇麗で、白木峰もきれいだろうなと期待していました。友人宅(友人車で)を6時に出発。グーグル先生プランの道案内で、飛騨市河合まで進む。国道360号を右折して、471号へ。嘘でしょ?ってくらい道が狭くなり、おそらく先行していた車が、躊躇して側道に停車。おばちゃん二人組は、そのまま突き進む。「そういえば、この道は通らず、国道360、41号で富山側に抜けてからの方が、道が良いって聞いたわ~」と友人。「え?どうする?戻る?」と私。「まあ、行ってみましょう」と友人。・・・・・酷道ですね。しかも通る車が少ないせいか、ススキが出張って、車を擦る。申し訳ないけど私の車でなくて良かったとちょっと思ったズルい私(出発前に私が車を出そうかと一声はかけました驚き)。しかし、本当に誰も使わないようで、最終的に富山側の登山口まで対向車0。動物0。紅葉最高イチョウ。だれも来ないので、道のど真ん中に車を停めて、紅葉をながめたり、謎の看板を確認したり。さすがに友人は「帰りは通りたくないなあ」。「富山で寿司を食べて、41号で帰ろう」と登山をする前から帰り道を心配していた二人。富山県側に入り、「白木峰倶楽部」を右折して、白木峰(8合目)駐車場を目指す。酷道をこなした友人は「8合目までの林道の方が楽だわ」と余裕の笑み。さすがです。駐車場には2台の車。満車でなくて良かった~。早速登山開始、と言っても8合目。急登をこなして30分ほどで白木峰山頂。ただし、この白木峰のメインは木道と浮島の池(池塘)。頂上から、浮島の池まで続く木道をのんびり歩き、湿原を楽しむ。おそらく春は、ニッコウキスゲやワタスゲが咲いて天国状態だろうなあ・・・でも酷道使わないと遠いなあニヤリと思った私でした。

 471号で躊躇していた車の人が、「あの時引き返そうかと思ったけど、先行してくれたので、来ました。おかげで絶景の紅葉が見られました」と声をかけてくれました。「絶景でしたねウインク、でも帰りは使いません」と宣言させてもらいました。

 帰りは富山市街でランチにお寿司を食べ、温泉に入り、夕飯には焼き豆腐を食べて、友人宅でもう1泊しました。ありがとうございました。

 

↓高山方面からの最短距離は酷道471号

↓酷道からの紅葉

↓謎の看板「河合村」の何かを示す

↓酷道471号のやや広い場所からの紅葉

↓白木峰8合目駐車場

 

 

 

 

 

 

↓白木峰山頂

↓山頂付近は木道が整備されています

↓山頂から浮島の池まで続く木道

↓途中の北白木峰山頂

↓浮島の池 北アルプスが・・・ぼんやり見える

↓下山しても紅葉が奇麗

↓最終的に国八でご飯。