笠ヶ岳へ向けて出発

 4日目双六小屋の朝食をしっかり食べ、ザックを置いて、空荷で樅沢岳へ。すっかり明るくなってきてるけど、まだ日は出ていないから、ガツガツ登る。山頂に着いた時には既に、ご来光を見た人々が下山している状況。裏側が良く見えるよ~と声を掛けられ、裏側へ。うん、良く見える。そして日は昇ってます。さっさと下山。と思ったら中腹に雷鳥様。周りの人に雷鳥いますよ~と声をかけていたら、反対側に群れ??ぱっと見た感じ7匹。朝ご飯中なのか、ずっと下向きでつついている爆  笑。かわいい~キラキラと眺めえていたら、先ほどオコジョを見たとお兄さんが写真を見せてくれて、オコジョ探しを始めるも、見当たらず双六小屋に着いてしまった。残念。重いザックを背負って、笠ヶ岳に向けて出発。弓折峠までは2日目と同じ山道。ゆるく下り~とサクサク歩いていたら、峠付近で再び雷鳥に遭遇。雷鳥日和。弓折岳、大ノマ岳をとおりすぎるまでは楽ちんでしたが、アップダウンの繰り返し悲しい、秩父平からは、ガレ場の急登・・・。寝不足4日目、なんとなく持久力が落ちている気がする滝汗。ゆっくり登るしかないなあ、とコツコツ登り、笠ヶ岳までの稜線が見えた時には、ちょっと泣きそうになりました。しかし、この稜線が結構大変でした。笠ヶ岳を眺めながら、歩くのですが・・・あれ?近づいて無くない??ってくらい長いガーン。抜戸岳に寄って、再び稜線を歩き始めて小屋が見えてきたあたりで、再び急登。笠ヶ岳よりも小屋までのがツライアセアセ。小屋から山頂までが10分くらいだから、致し方ないけど、ラストの急登ってツライ。ブツブツ文句を言いながらも、小屋に到着して、ザックを置かせてもらい、山頂へ。360度全部見えました。ありがとうございました。山頂にいたおじさま方は、小屋泊まりなのか、下山しても暇だしなあとダラダラ。私も20分くらいダラダラしてましたが、空荷で来たので、飲み物も無い真顔。小屋でダラダラするかと下山。13時半には女子部屋でゴロゴロ。4泊目の女子部屋は3人で、皆さんソロで、100名山をほぼ8割達成されている強者様でした。再び、勉強になるお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。

 5日目も朝食をしっかり食べて、出発。途中、日の出を拝みつつ、紅葉に染まりつつある笠新道をひたすら下山。北岳からの帰り道程は長くなかったけど、5時間ほぼ下りっぱなし。駐車時用には10時半に到着。そして雨。セーフ。

 最終日は、もっとゆっくり下山しても良かったのですが、雨が降りそうだったのと、国八食堂(飛騨古川)で焼き豆腐のランチが食べたかったのです。間に合ってよかった。そして昼食後、高山市内の温泉で腰痛に気づく滝汗。翌日はほぼ、ぎっくり腰状態。おそらく、山小屋の布団4日連続+重荷ザックが原因かと。ただ、山行中に発症しなかっただけ良かった。おばちゃん登山者はもう少し自分の体力を考えて、登らねばと反省した、山行となりました。

 

↓双六小屋朝食

↓樅沢岳からの日の出

↓樅沢岳山頂

↓鷲羽岳方面の眺望

↓寒いと思ったら霜柱が立ってた

↓朝日の双六岳と笠ヶ岳がほんの少し見える

↓雷鳥!

↓反対側には7匹?

↓朝ごはん中らしい

↓今年生まれたヒナの雌らしいです

↓双六小屋

↓池には薄氷。

↓弓折峠まで少し登って、ゆるく下り

↓再び雷鳥

↓笠ヶ岳が見えない山道。アップダウンが続きます。

↓弓折岳山頂

↓ガレてる急登。空が青いのでなんとか登る。

↓まだまだ、笠ヶ岳は見えないけど、登りが続く。

↓秩父平?

↓秩父平からの急登後、やっと笠ヶ岳が見えました。

↓笠ヶ岳に続く稜線

↓近づいてこない笠ヶ岳

↓やっと小屋が見えたけど・・・急登が続きます

↓笠ヶ岳山頂

↓槍ヶ岳も良く見えます

焼岳、乗鞍方面の眺望

↓山頂の祠

↓4日目の夕日

↓5日目の朝

↓さよなら笠ヶ岳

↓笠新道の序盤。紅葉が奇麗です。

↓下山してきた新道を振り返る。

↓林道に到着。駐車場まであと1時間。

↓焼き豆腐と焼き肉のランチ