2018年7月18日 CAPセンター・Japan フェイスブックより

猛暑・酷暑が続き、被災された皆さん、支援に携わる皆さんは日々、大変な思いをされていることと思います。心からお見舞い申し上げます。
子どもたちは幼稚園・学校等が休校となり、そのまま夏休みに入るところも多いことが報道されています。
後片付けをする間、子どもたちを預かるボランティアの募集もあり、復旧にむけておとなの動きが活発化しています。
災害から1週間が経ち、災害サイクルは、いわゆる急性期から次の段階に進んでいます。そんな中、子どもたちはおとなが思っている以上に災害後の状況の変化を感じています。
災害から1週間が経ち、災害サイクルは、いわゆる急性期から次の段階に進んでいます。そんな中、子どもたちはおとなが思っている以上に災害後の状況の変化を感じています。
生活の変化、人間関係の変化、これまで当たり前だった日常がなくなってしまったと感じ、おとなの疲弊ぶりも含め、大きな変化を一身に抱えています。
それがうまく言語化できずに、言語化してはいけないような感じもしていて、さまざまな反応を示します。
それがうまく言語化できずに、言語化してはいけないような感じもしていて、さまざまな反応を示します。
それは今抱えているストレスに対するごくごく自然な反応です。
多くは、1ヶ月くらいで落ち着くことがこれまでの災害でもわかっています。少しずつ、そうやって子どもたちは自分の気持ちに折り合いをつけていくのです。
子どものいつもと違う様子に、こうやってストレスに反応しているんだなあ、見守っていこうという姿勢で大丈夫。
乳幼児期の子どもたちは、例えば寝つきが悪くなったり、家族など信頼できるおとなから離れようとしなかったり、早く起きてしまったりなどといった形でこれまでとは違うとおとなが感じる反応を示すことが多いようです。
気持ちの言語化を手伝ってあげてください。「今は大丈夫だよ」と声をかけましょう。
学童期には、おとなからは想像もできないのですが「災害は自分が学校に行きたくないと思ったから起きたんだ」と自分のせいだと本気で思い込んでいたりします。
ばかにしたりせずに、「そう思っていたんだね。」とまずは受け止めて、「災害はあなたのせいじゃないよ」と不安や心配を安心にかえてあげてくださいね。
「水害ごっこ」などの遊びをする子もいるかもしれません。
そんな遊びをするんじゃない!と叱らないでくださいね。
これまでの災害でも子どもたちは「〇〇ごっこ」をして、遊びを通じて癒されていくことが確認されています。その遊びが良い結果で終わるように見守ってくださいね。
思春期を迎えた子どもたちは、家族の状況や周りの状態を理解し、役に立たなければと頑張って役割を果たそうとしたり、
その思いゆえに周りとの関係を遮断してしまったり、助かった自分と助からなかった人たちについて葛藤したり・・・。
それを思春期の発達段階ゆえに、周りに言葉で伝えることができなかったり・・・、まわりも「もう大きいんだから大丈夫だろう」と決め付けて、思いを聴くことを置き去りにしがちです。
「いつでも聴くよ」と声をかけること、どんな思いも大切にしていいんだと、今こそ、子どもたちに伝えていきましょうよ。
さまざまなこれまでと違う変化を子ども自身が自分はどうなってしまったのかと不安になるかもしれません。
「自然な反応なんだよ」と伝えられるといいですよね。
そして、おとなは、子どもたちの様子の変化は、心とからだのバランスをとろうとしている反応なんだと知っておくことで、あわてずに済みます。
もしも、心配になったら、保健師など専門職の人に相談してくださいね。
おとな自身が安心することが、子どもの安心につながります。
子どもたちはおとな同士の関係もよく見ていて、感じています。助け合い、支えあうおとなの関係を見せていきましょうね。そこから子どもたちが学ぶことは、社会ってなんとかなるんだ!という感覚にもつながっています。
子どもたちにとって、子どもとしての時間を過ごすことはとても大切です。
NGOや行政が子どもたちを預かる場所を設けていたりします。
幼稚園や学校等がお休みで、子ども同士が会う機会が減っています。
いつもの場所でいつもの人たちと過ごしていた日常がなくなってしまっているのが今です。
預けることは後片付けを捗らせるためとおとなが思うのは当然ですが、子どもたちが子どもとしての時間を過ごすことは、互いに癒しあい、支えあい、自己コントロール力を取り戻すためにとても大切な時間なのだと、子どもの視点で考えてみてください。
子どもたちが自分を大切な存在だと思う感覚を強くするために、子どもたちが子どもの時間を過ごすことの大切さをおとなの皆さんに知ってもらいたいと願っています。
子どもたちが自分を大切な存在だと思う感覚を強くするために、子どもたちが子どもの時間を過ごすことの大切さをおとなの皆さんに知ってもらいたいと願っています。