兵役を終えた25歳のスヒョン。バンドでギターを弾いていた彼はサークルの仲間とも再会し、元の楽しい学生生活に戻った。日本語のクラスで日本のヒット曲を聴き、気に入った彼は、ライブでその曲をやろうと提案。しかし、メンバーは大反対。日本の音楽はこんなにいいのに、なぜ?そんな時、彼の祖父が日本に住んでいた事があり、父も日本で生まれた事を知る。日韓の関係に興味を持った彼は、日本に留学する事を決意する。

2001年、JR新大久保駅で、線路に落ちた日本人を助けようとして、26歳でこの世を去ったイ・スヒョンさんの人生を実話に基づき描いた物語。いわゆる美談ではなく、戦後60年以上経った今でも続く日韓の問題や、国際人としての日本人の質を押し付けることなく訴えている。HIGH and MIGHTY COLOR ボーカリスト、マーキーがスヒョンの恋人ユリ役で出演している他、たくさんの新人アーティストが楽曲を披露しているのも見どころのひとつ。スヒョンと同じ世代のミュージシャンたちが作品を盛り上げる。スヒョンを演じるのは、新人イ・テソン。監督は、『不良少年(ヤンキー)の夢』など、実話に基づいた作品を得意としている花堂純次。