太田 忠司 倫敦時計の謎ロンドンのビッグベンを象った大時計の完成式典で、針が12時を指した時、仕掛け人形の変わりに死体が飛び出した。死んでいたのは奇矯な行動で知られる時計作家。出馬を要請された作家探偵・霞田志郎の苦悩を嘲笑うかのように、さらに殺人は続いた。地元有力者・高野の屋敷で、巨大な砂時計の中から孫娘のあずみの死体が発見されたのだ゜。やがて、事件の背後に横たわる巨大な悪意に気づいた志郎は・・・。