殺ったのは、俺じゃない、無実だ>戦争下の昭和17年、久世圭介は、何者かに恋人・朝比奈美子を惨殺された。だが、西青梅署は圭介を殺人犯として逮捕した。こんやくしゃのいる美子との別れ話が原因と判断したのだ。拷問による執拗な取り調べは凄惨を極め、圭介は虚偽の自白を強制され、無期懲役の刑に服した。そして、敗色の濃い昭和203月圭介は米軍の大空襲下、冤罪を晴らすべく脱走した。はたして、彼は汚名をそそぎ、真犯人を突き止めることが出来るのか?