朝八時、地下鉄霞ケ駅で爆弾テロが発生し、死傷者三百名を越える大惨事となった。内閣危機管理対策室は、捜査本部に一人の男を送り込んだ。岸辺和也――陸上自衛隊三等陸曹、爆弾処理のエキスパトだ。彼はカンボジア人母親を地雷で亡くした故、爆発物には特別な思いがあるのだ。そして、爆弾魔から第二の犯行予告が! 「午後十一時、都内の盛り場」とはどこなのか? 見えない敵が爆弾の雷管に刻む「J」の文字。連続爆弾テロに隠された狂気のたくらみとは・・・