幼いとき、父親が絡んだ事件に巻き込まれ、その前後の記憶を喪失した卓也。事件後、父親は姿を消し、彼は養護施設に預けられる。手もとに残された蝶と山の描かれた一枚の絵が、犯行現場の手掛かりと思われるが、真実は暗い記憶の底に・・・。しかし卓也は、写真や絵画などに思わぬ才能を示し、評論家の薦めで全寮制の美術研究所に入塾。そこで美に目ざめると共に、徐々に亡失した記憶が甦り、過去の意外な事実を知ったとき卓也は・・・!?