「ニコチン依存症」自覚は60% 製薬大手調査

06/24 12:16更新

 たばこがやめられなくなり、血液中に一定濃度がなくなると、落ち着かなくなったりイライラしたりするのが「ニコチン 依存症」。喫煙者の71%は治療が必要な依存症だが、そのうち60%しか依存症であることを自覚していないとする調査結果を、製薬大手のファイザー(東京)が発表した。

 調査は都道府県ごとに男女各100人、計9400人の喫煙者に対し、インターネットを通じて、世界保健機関(WHO)などの診断基準を基に、日本人向けに開発されたニコチン 依存症のスクリーニングテストを使用して行った。

 依存症と判定された人の割合が最も高かったのは鳥取県(80%)、低かったのは京都府(64%)。また、依存症を自覚している人の割合が最も高いのは大阪府(79%)で、最も低いのは徳島県(49%)と、地域によって大きな差があった。

 ニコチン 依存症は精神疾患の一つと分類され、「再発しやすいが、繰り返しの治療で完治しうる」と位置付けられている。