経営再建中の日本航空が、日本政策投資銀行や、みずほコーポレート銀行などの主力取引銀行に対し、2000億円を超える資本増強を要請していることが24日、明らかになった。
借入金の一部を新たに発行する優先株に切り替える「債務の株式化」などの手法を軸に、今夏にも実施する方向で検討する。日航は、財務基盤の強化で信用不安を払しょくし、経営再建の柱となる低燃費機への買い替えや人員削減などを急ぎたい考えだ。
ただ、2007~10年度の中期経営計画がスタートしたばかりとあって、主力行の一部が難色を示すなど、調整が難航する恐れもある。日航は、支援と引き替えに追加のリストラ策を迫られる公算が大きい。