ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米投資会社TPG(旧テキサス・パシフィック・グループ)とゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)の未公開株投資部門は20日夜、米携帯電話サービス大手オールテル(NYSE:AT)を約250億ドルで買収するための交渉が最終段階にさしかかった。関係筋4人が明らかにした。
間もなく買収合意が発表されるとみられている。買収が実現すれば、未公開株投資会社による携帯電話サービス会社買収では過去最大規模になる。さらに、苦境にある米通信大手スプリント・ネクステル(NYSE:S)に目を向けてきた投資会社が、より大きな規模での買収を仕掛ける前兆になる可能性がある。
関係筋によると、TPGとゴールドマンの未公開株投資部門は、オールテルを1株当たり約71.50ドルで買収しようとしているとみられる。この金額は、オールテル株の18日終値65.21ドルを約10%上回る水準。また、オールテルが買収の標的になるとウォール・ストリート・ジャーナルが初めて伝えた昨年12月後半の株価に比べると約23%高い。