米国株高をはじめとする良好な外部環境に、朝方の外資系証券経由の売買注文が7営業日ぶりに買い越しとなるなど需給面での安心感も加わって買い先行で始まり、日経平均は一時、前営業日比121円12銭高の1万7520円70銭まで値を上げた。その一方、景気の先行きに対する不透明感が広がりつつある国内には、買いの手掛かりが乏しく、買い一巡後は戻り売りなども出て、もみ合いとなった。
中国人民銀行が前週末、人民元の変動幅拡大を発表。現段階で為替相場への影響は限定的だが、人民銀は同時に金融引き締め策も発表しており、「中国株や香港株の動き次第では、再び円キャリートレードの巻き戻しに対する警戒感が広がる」(大手証券)との懸念も出ている。国内の景気動向を見極めようと様子見姿勢を強める投資家は多く、後場ももみ合いが続きそうだ