*女将すみません、

                       お店のHPから拝借しました。


今日は、私が社会人になり最初に配属された時に、大変お世話になった方々との会食でした。このメンバーでの再会は20年ぶりといってもいいくらいです。いやー、楽しかったです。昔話に、最初から最後まで腹を抱えて笑っていました。独身社宅で過ごした数年は家族同様で、裏から表まで知り尽くした中でしたからね。今や、会社も別だったりしますが、タイムスリップして当時に戻った感覚でした。このメンバーで会えば私はいつまでたっても新人です。


また、昨今の金融情勢にも話は及びましたが、皆さんのお話を聞いても、現在、証券会社を取り巻く環境は厳しく、リテールビジネスも採算ライン割れを起こしつつあります。日本株は低迷、円高、新興国に向かった資金も大きな損失、、、。大手証券、ネット証券といえども厳しいようです。また、証券各社も参入したFXは大証の参入で淘汰必至です。


こうした中、水面下で会社の身売り話をよく聞きます。現在、証券会社の数は、319社(日本証券業協会の会員数)ですが、東証の会員権を持っているところは、来年の東証上場まで我慢して会社の売却を考えているところも少なくない様子。今や5億円もあれば小さな証券会社は買えるようですが、上記の通り、現在の証券会社を取り巻く環境では、ビジネスモデルの構築が難しく、資金があっても躊躇するスポンサーが多いようです。


これまで、真に投資家サイドにたったリテールビジネスを営んで来なかった金融機関の営業姿勢に問題があったと私は思っています。


また、日本株の低迷を外国人投資家の売りのせいにする評論も多いのですが、日本人が買わないから低迷していると私は考えています。政治不信などもありますが、頑張っている企業も多いです。今や、日本株や日本株投信の営業をまじめに行っている会社は稀有なのではないでしょうか(さわかみ投信の澤上さんくらいかな)?その意味では、日本の企業を応援している金融機関は殆ど無いとも言えます。マザーマーケットは、自国民が支えないと!


あっ、話が脱線しましたが、とにかく楽しい一時でした。また、やりましょうね!