全9話観ました!

おもしろかった!!
私世代ならTVで細木さんを
普通に見ていたし、
まわりの友だちは皆
自分が何星人で大殺界がいつか知っていて
会話の中にも
六星占術はよく出てましたよね。
(私はその頃占いに興味がなかったので何星人かも知らなかった‥)
戦後焼け野原となった東京が
だんだん復興していく、
そのセットの
再現性が素晴らしかった!
お金かかってます。
昭和の銀座の街並み、クラブの内装もモダンで美しかった。
そして
音楽がとてもよかったんですよー♪
ピアニストの稲本響さんが
全て書き下ろしされたもので、
作品の世界観をみごとに表現されていました。
メインテーマとなるのが
【蛇笛】を使った「Straight to Hell」
(レッドスネークカモンとは違う蛇笛)
数子がこれまで手玉に取ってきた
世の中や男たちをまるで「ヘビ使い」のように意のままに操りたいという、彼女の復讐心と欲望を象徴しています。
らしいです。
見るものの心をゾクゾクさせる
毒っ気のある音を上手に使ってる❢
【阿修羅のごとく】のあれ、
トルコ音楽と同じ効果です。
耳にこびりついて離れない![]()
数子に取り憑かれてる感じ!
終わるやいなや即、次のエピソードに行かせるでーみたいな
媚薬のような音。
一気見しちゃう人が多いのも
音による効果は大きいと思います。
それと同時に
エンドロールの背景画面も
数子の強烈なキャラクターと人生を表現してあるんですよねー
情熱的な赤を中心とした
原色が切り替わっていく。
このようにして視覚聴覚にも訴えかけられるので
どんどん数子ワールドにはまるのさ![]()
その中でも
一番印象に残った曲が
生田斗真とのロマンスシーンに出てきた
【Waltz of the Family】です。
【花様年華】で流れた
【夢二のテーマ】を思い出した。
情熱的な三拍子のワルツが画面を盛り上げる。
(生田斗真がかっこよすぎる)
余談ですが
稲本響さんがデビューされた頃
TVでその存在を知り
(題名のない音楽会だったと思う)
とても魅力的な人だと感じ
その勢いですぐコンサートに行きました。
(いずみホールだったかな)
その後
稲本響出演予定の
お芝居の関係者が知り合いにいて、
「稲本響て誰?有名?」
と聞かれたので
「新進気鋭のピアニストです🎹
私ファンなのです!!」と
鼻息荒く話していたら
なんと
チケットをプレゼントしてくれたーーー![]()
稲本さん
デビュー間もない頃で
業界内での知名度はまだ低く、
そこへ私がファンと名乗ったので
その関係者の方はうれしかったのだと言われてました。
さらに
それだけではなく
公演終わりの楽屋前で
写真を撮らせてもらうようお願いして下さったんですよね。
今から25年ぐらい前のことですが
有名人とのツーショット写真は
あとにも先にも稲本響さんだけです♡
今でも大切な思い出として残っています。
その翌年に私は結婚して
子育て期に入るので、
稲本さんのその後の活躍は
全く知らないまま
(あれだけ浮かれていたのにその後は放ったらかしでした。ごめんなさい)
数年前に
【どうする家康】の音楽担当で
久しぶりにその名前に触れて、
当時のことを色々思い出し
懐かしい気持ちになっていました。
(ドラマは見てなかったのですが音楽はどんな感じだったのかな)
今回【地獄に堕ちるわよ】の劇伴に感動して
音楽を調べていたら稲本くんやんかいな!!!
ちょっともう、さすがとしか言えないわ![]()
ええ仕事したね〜![]()
(何目線でしょうか)
なんだか嬉しい再会を果たしたようで🎹
一人で盛り上がっております。
音楽(と自分)の話ばかり書きましたが、、、
顔も体型も細木数子とはかけ離れている戸田恵梨香が
演じるの?と
最初は思いましたが
ドラマ【リブート】での
一体化演技が素晴らしかったので
そこは大丈夫、安心して見ていられました。
(思えば唐田えりかと剛力彩芽のクラッシュギャルズも違和感なかった)
細かい仕草や表情、その凄みで数子に見えてくるんだから演技力の高さは半端ない。
ドレスの着こなしも美しかった。
それから
戦後の過酷な状況下、
父親不在の中4人の子供をなんとか食べさせていこうと奮闘する
数子の母親役の富田靖子がすごかった。
老けメイク効果もあり
元気ハツラツ可愛いイメージの
富田靖子があんな老婆役をするようになったんだと、、、
無感情ではないんだけど
喜怒哀楽の幅がほとんどないの。それがあの時代に子どもたくさん抱えて生きる母親の真の姿だと思う。
クレジットで富田靖子の名前を見て「どこに出てた?」と思う人があらわれても不思議ではない。
おばちゃん世代は
ゴシップ好きなので
(私だけやったらごめん)
最後までずっと
「これほんまなん?ほんまやったら恐ろしいわ‥どっちでもええけど」という気持ちで
楽しめました。
エンタメ作品としては最高ですね。
島倉千代子さんとの関係は知らなかったので驚きました。
千代子役の三浦透子さんが
ステージで島倉さんのヒット曲を
次々歌うんですが
「人生いろいろ」いつ歌う?
と待ちきれなくて、、、
それが
「今でしょ!!」と言う
最高のタイミングで歌わせた🎤
ドラマの内容としっかり絡み合っていて
拍手したもんね。
改めて聴くと歌詞が千代子の人生そのもので沁みました![]()
(次回のカラオケで一曲目に歌うと思う)
恋とは本来「孤悲(こひ)」
という万葉時代の言葉を
数子が引用していましたが、
狂おしいほどの恋は孤独から生まれる。
それは終わる時も狂おしいほどの孤独に戻るということなのか?
そうなると
島倉千代子との決別は
ドラマの通り男絡み三角関係が
あったのかな?と思わせるね。
細木数子モデルにした小説の執筆を依頼され、
密着取材を行うライターとして登場するのが伊藤沙莉。
彼女が物語のナビゲーターです。
私たち視聴者は
彼女の目線を通して細木数子の壮絶な半生を追体験する事になるんですがー
最初は
「数子がんばれ!」みたいな気持ちで見てますよね、
それが後半
初めて数子以外の人から
過去の出来事を聞きます。
関係者から聞く話と数子の話が
180度違うので
不信感を抱く。
ここで見ている側も
【ハッ![]()
】としますね。
あれ?騙されてた?と。
やられたー
なかなか
面白い作りになっています。
数子の人生に
共感も反発もしませんが、
踏まれても踏まれても立ち上がるたくましさ、切り替えの早さ、
先見の明、金儲けの才能は
少しわけてもらいたいと思いました。
戦後の厳しい時代を生き抜いた人たちのバイタリティは
令和にはなかなか見られません。
私の母もたしかにそんな力を持っていたな。
