~とある部隊の拠点にて~
「・・・シキよ。前回の考察通り、
Ravina(ラヴィーナ)制圧は当面見送る
としてだな・・このままどの部隊
に対しても静観を続けるのもどう
なのかと思ってな・・」
「チェイサー・・確かに、静観を
続けてれば我らの威信を保つのは
困難となるだろうね(--)」
「・・そこでだ。Ravina(ラヴィーナ)に
準ずる規模の部隊のRiva(リーヴァ)なら
どうだろうかと。
実は以前にイヴィルが強襲機一体のみの
戦力でRivaに仕掛けた事があったが、策
を廻らすイヴィルらしからぬ拙攻でな(--;)
故に、Rivaの内部事情をサーチした上で
計画を練ろうかとな」
「だったら、私が直接調査して来よう。
その間、チェイサーは現戦力の増強策を・・」
「そうだな・・どちらにしても、
現戦力では心持たぬからな・・
その辺は私が手を打っておこう。
では・・・頼んだぞ、シキ。」
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~Riva(リーヴァ)拠点前にて~
(・・ここがRivaか・・今度こそは
誰にも気付かれずに潜入・・ん?)
「・・・む?」
「いやはや・・よもや、こんな所で
シキと出会う事になるとかね~」
「アヤツキ・・・もしかして、
目的は同じ・・とか?」
「アヤメを里に連れ戻す為に・・ね。
ちなみに、アヤメはここに拘留されてて
GHGに救出されたけど、Rivaは曲者揃い
で、特にヴェルルッタは要注意とね。
それから・・・・・・・・・・」
「ちょっと待て。そこまで内部事情を把握
してるのなら、既にある程度は任務を達成
してると言えるのでは?」
「あ・・・!(^^;) では、潜入任務は
一端置いといて・・・・・ね、シキ。」
「アヤツキ・・・な、何を?」
「ね・・シキも一緒に「里」に戻ろ?」
「私達・・仲良かったあの頃の様に・・」
「ちょっ!?」
(仲良かったって意味合いが変わってない?)
「ね・・・シキ・・・」
(やヴぁ・・ もぉ雰囲気に呑まれ・・・)
「す・・・少し冷静になれ。な」
「そ、そうだね つい高揚しちゃってたかも」
「・・アヤツキ。こう言っては何だが・・・
我々の所に来る気はないか?」
「えぇ!? う~ん・・シキのお誘い
自体は嬉しいけど(・・;)
そもそも、私はアヤメを里に・・そういや、
アヤメは任務の成果に関わらず里に戻りたく
無さげな様子だったけど・・私まで抜け忍に
なる訳にも・・(--;)」
「成程ね・・アヤメがそうだとすると
アヤツキも立場上はねぇ・・・
あ、それと・・・アヤツキの知ってる
範囲でいいんで、Rivaに関する情報を
教えてくれないだろうか?」
「え~・・タダで情報教えろと?」
「露骨にマウント取ってくるなぁ
まぁ、こちらがお願いする立場だし・・
・・で、条件は?」
「ふひひ・・・何にしましょうかね~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~チェイサー~
Ravina(ラヴィーナ)に侵攻したイヴィルと
同クラスの指揮官。
現時点での詳細は不明点が多いが、
相当な実力者かと伺る雰囲気を持つ。
~シキ~
チェイサーの実質的な補佐官。
今回、アヤメ&アヤツキと同様に
「里」出身らしい事が判明した
模様。
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~アヤツキ~
アヤメを里に連れ戻すべく差し向けられた
刺客だったが・・・
新たなキマシ要員として重宝しそうな
~アヤメ~
今回、直接の出番は無いものの、
「里」関連では何かとキーポイント
になってる感のある忍。